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②需要がないところに価値はない

今回は、第5回目で「市場を知る」についてです。
改めて、下記オリジナリティの形成方法の全体の流れです。

■オリジナリティ形成の手順■
①自分を知る
②市場を読む
③STPを行う
④能力開発を行う

前回は、自分の強み・興味関心を知り、その領域で圧倒的な努力を続けることで、専門性が生まれてくるという話でした。

自分の強み・やりたいことを見つけた後にやるべきことは、「市場を読む」ということです。これは、具体的に言うと、今後、自分の強みを提供する市場が拡大していくかどうかを分析することです。

自分が参入する市場がシュリンク傾向であれば、そこで大きな売上(収入)を上げることは難しいですし、競合もたくさんいるので、大変であり、利益率も低くなります。

栽培マンは、市場を読むということをしないで、なんとなく参入をして、自らレッドオーシャンに入り、利益率が低い構造なので給料も上がらずに消耗をしていくのでしょうか。

私もサロンに入るまでは、自分のキャリアを考える上で、市場を読むということを意識したことはありませんでした。

常に市場と向き合い、伸びそうな市場に価値提供する、または提供価値がなければ、それを開発していくことが重要だということです。

抽象度を上げると、需要サイドの視点も持つということです。

栽培マンは、供給サイドの視点のみで考えます。自分の能力は何か、強み・弱みは何かという感じです。

その価値を求めている人はいるか、誰に届けるかなど需要サイドの視点はないと思います。私もそれを今までは意識したことがなかったです。

需要がない、少ない市場で専門性を磨いても、それを求める人がいないので、無価値ということです。

「価値がある」とは、需要がある=自分の提供物を必要としている人がいるということです。

話を元に戻しますと、自分の強み・関心を見つけ、能力開発を行う前にその能力を求める人がどれ程いるか、今はいなくても今後増えていく可能性があるかを考えるというのは凄く重要だということです。

なんなら、自己分析をする前にそこから始めるべきじゃないかと今この記事を書きながら思ったりしています。

よくAIが仕事を奪うと言いますが、AIで置き換えができる仕事は無価値になり、最後は淘汰されると思っています。

僕の会社でコールセンターの部門があるのですが、そこで行われている仕事は情報を暗記して、それをアウトプットするというAIが一番得意なことであり、おそらく今直ぐになくなってもおかしくない状況だと思っています。

テクノロジーの動きを読み、市場を読み、自分の能力開発を行い、生き残っていく。会社みたいですね。笑

最後にまとめますが、
・需要サイドの視点
・需要と供給が交わる点で価値が決まる

それでは、今日はこの辺で終わりたいと思います。

P.S
価値の考え方について、サロンオーナーの梅木さんの考え方が記載されたリンク先添えておきます。

#脱栽培マン
#栽培マン

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