投資に興味はあるけれど手が出しづらいという気持ち

私も、投資に興味はあるけれど、なんか怖いとか、何を買ったらいいかよくわからないとか、どうやればいいとか、そういうことばかり考えてしまったりして全然投資に手が出せませんでした。

世の中の投資方法はいろいろありますし、投資本などで、自分が〇〇した方法、といった方法論を紹介してくれる本やブログも数多見つかります。

これに加えて、証券会社が無料で記事を紹介していたりします。

私が初心者だからこそ思うのは、とにかくよくわからない。

何を読んだらいいか分からないということもあるのですが、1番は「投資で失敗したくない」ということです。

しかし、ふと立ち止まって考えてみると、投資にいう「失敗」とはなんぞや?ということになります。

漠然と失敗したくないと思っていますし、投資についてそもそもよくわからないなーというのを分析すると大きくはこの2つだと思います。

1)損失を出したくない

2)どれくらい投資すればいいのかわからない

1)に関して、誰しも損はしたくないので、当たり前かなと思うのですが、さらにこれを分析するとどういう話なのか考えてみました。

おそらく

①自分が買ったときより、売った時の値段が下がってしまったらどうしよう

②投資にお金をつっこんで全くお金が返ってこなかったらどうしよう

ではないかと思います。

①について検討してみます。

例えば1株100円(1単元100株)だとすると、単元で買う際には100×100=10,000円(+証券会社の手数料がここでは無視します。)がかかります。

買った直後に1株90円まで下がってしまった場合、90×100=9,000円になります。

そうすると現状1,000円の含み損が発生したことになりますが、もし、含み損を発生させたくないというのであれば、おそらくそれは不可能に近い、と言わざるを得ないと思います。

もちろん、そうならないようにする、というのは投資家として考えるべき話でしょうが、一時的に取得した価額よりも値が下がるということは往々にありえます。

しかし、もしも含み益が出ている場合には、当該株を売りさえしなければ損失が確定する訳ではありません。

つまり、売らなければいいだけです。

現実に損失を出したくないのであれば、含み損があるうちは株を売らなければ損失は確定せず、流動的な状態です(市場での価額は分かるので、厳密には違いますが、今の段階で売却すれば損失は確定するがまだ売却していないので損失は確定していないという状況にあるかと思います。少し違いますがシュレディンガーの猫的な感じでしょうか。)

損失を確定することが「失敗」だと定義すると、ここでいう状態は「失敗」にはあたりません。

つまりここでは、自ら損失を確定させない限り、ここでいう失敗にはあたりません。

そうはいってもいつかは利益確定する時が来るでしょ、とか、損切りという言葉があるよね、ということはあるのですが、今回は省略します。


②について検討します。 

お金が一切返ってこなかったらどうしようという悩みに関しては、当該企業が倒産しない限りは、なんらかの価値があり続けるため、全く回収できなくなるということはないと思います。

もちろん、当該企業が倒産した場合には、株式が単なる紙切れ(今は基本的に紙ベースではないので紙切れということは間違いかもしれません)になってしまう可能性が高く、投下した資本を回収できなくなる可能性があります。

その意味では「失敗」となると思います。

確かに企業がいつ倒産するかわからなければ、怖い状態が続いてしまうかと思います(業績などを見ることができれば、会社が今どういう状況かということをながめることができます。専門家の意見もかなり巷に流れていたり、ネット証券のホームページなどでタダで専門家の分析レポートを読むこともできますからかなり高度な勉強をする必要までは無いと思います。もちろん他人の意見ばかりで、自分で目利きできなければいけないのではなかろうかという意味ではある程度徐々に学んでいくことは大事かもしれません。)。

さて、こう考えたところで、初心者的には、そもそも企業の倒産リスクなんてどうやって見極めればいいか分からんし、よく分からんからやっぱ投資やめとこ、という判断になるかもしれません。

もっとも、世の中のみんなが日常生活に身近な企業であれば、みんな利用している以上、利益が出続ける→つぶれないのでは?という考えになるような気がします。

そうすると、みんながここの企業はさすがに知ってるよよく使ってるし、という企業は倒産しづらいのではないかなという予想がつくというのは初心者でも理解しやすいと思います。

身近な企業であれば、なんとなく利用者の購買層やどういったものが売れているのかという実態があるのかというのを把握しやすく、市場における動向も見やすいといえます。

もちろん四季報などや決算などを読めればより分析ができるかと思いますが、初心者レベルでなんとなくというのであれば、上記程度の考えでもいいのではないかなと思います。

日本の個別株では株主優待をもらえたりしますから、優待狙いで行くぞ、配当狙いで行くぞ、値上がり益重視で行くぞとかいろいろと考えがあるかと思いますが、私見ではポイントによる投資を行っていくのであれば、配当金狙いという投資とマッチングしていく可能性が高いと思っています。

これに加えてポイントによる投資は、自分の預貯金から投資資金を必要とするわけではないので、投資資金として自己資金は原則不要(もちろんポイントは必要です)というところに大きなメリットがあります。

つまり、自分の買い物などで還元されたポイントだけで行うとすれば、ポイントを注ぎ込むだけです。直接自分の現預金からの手出しはありませんし、万が一倒産してしまったとしても、自分がつっこんだ「ポイント」が消滅してしまったようなものです。

この場合のダメージのレベルとしては、期間限定ポイントを保有していて、うっかり期間が過ぎてしまった場合に近いかもしれません。

もちろん、これらのポイントもお金として使える以上、自分のお金を使っていない、とはいえませんが、自分の給料や預金からの持ち出しがない、という意味ではかなり気持ちの持ちようが違うと思います。

また、ポイントを保有しているだけではポイントを生み出しません(最近はポイント運用というものもありますが)。

ポイントからお金が生み出されるかもしれない、つまり、ポイントが鶏になり、金のたまごを産んでくれるようになるかもしれない、という意味では、やらないよりやったほうがいい気がします。

現実のお金が動くのはちょっと抵抗がある、といった方はポイント運用(ポイント自体を運用してポイントを増やそうとするものです(減る場合もあります)。ドコモや楽天、au PAY、セゾンなどその他でもさまざまなところが行っているはずです)をしてみるのもいいかもしれません。

私も最初はポイント運用から始めたのですが、アクセスのしづらさから放置していたところ、かなり増えていたので嬉しくなりました(約5000ポイントくらい+になりました)。

上記結果は、たまたまかもしれませんが、これが成功体験として最初に刻まれた(刻まれてしまった)結果、現実の世界の投資もしてみたいなと思うようになり、今に至ります。

投資は怖いから手が出せない、だけど投資には興味はある、という方は、ポイント運用からしてみてもいいかもしれません。

一応おすすめは日興フロッギーです(株取引及びETFが100円から購入できるため)が、楽天証券も100円から投資信託はできますので、ここはどちらに投資をするのが好みかという問題があるかなと思います。

これ以外によく見かけるのがマネックス証券ですが、皆さん使っているので、それなりにいいのかもしれません。

申し訳ないですが、Pontaポイントやセゾンポイントなどが使えるconnectに関しては、ポイント投資の場合、特定口座ではなく一般口座に入ってしまって確定申告が必要になるので、結構めんどくさいので、現段階では使いづらいです。

ポイントからの株式への交換が特定口座に入るようになるのであれば、魅力が増すと思いますが、現段階では日興フロッギー一択という状況です(dカードメインで使っているため、というのも理由です)。

今後SBI証券ももう少し使いやすくなるといいのですが。


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