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2024.3.4(月)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比198.41円高と続伸。リスクオンの地合いで日経平均は一時400円あまり上昇する場面もあった。前週末の欧州株が全面高となり、その流れを引き継いで米国株市場でも主要株価3指数が揃って上昇。米長期金利が低下基調となったことで半導体を中心とするハイテク株が買われ、この流れが東京市場にも波及した。日経平均寄与度の高い半導体製造装置関連に資金が流入し全体相場を牽引した。一方、景気敏感株やバリュー株には値を下げる銘柄も目立つ。買い一巡後は日経平均の上値も重くなり、後場終盤には4万円を割り込む寸前まで伸び悩んだが、大引けにかけて持ち直した。個別ではプライム上場銘柄の7割以上が下落する展開で、半導体関連やAI関連株が買われた以外は、値を下げる銘柄も少なくなかった。なお、TOPIXは小幅ながらマイナス圏で引けている。

  • 中国株式市場は小幅上昇、香港株は横ばいで引けた。あすから開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)を前に慎重姿勢が広がった。

  • 欧州株式市場はほぼ横ばいで取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)理事会など相次ぐ重要イベントを前に、投資家は慎重な姿勢を示した。STOXX欧州600種指数は取引時間中の過去最高値を更新し、500の大台に近づいた。人工知能(AI)を巡る期待を背景にテクノロジー株指数が0.72%上昇。一方、景気循環的な部門の資源株指数は1.21%、旅行・娯楽関連株指数は1.12%、小売株指数が1.02%それぞれ下落した。

  • 米国株式市場ではS&P総合500種が小反落して取引を終えた。一時は半導体株の上昇を追い風に最高値を更新する場面もあった。今週は一連の経済指標発表やパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えている。アップルは欧州連合(EU)による18億4000万ユーロ(20億ドル)の制裁金発表を受けて下落。欧州委員会は音楽ストリーミングサービスを巡り、アップルが自社のアプリ市場「アップストア」以外での支払い方法をユーザーに通知することを妨害したと判断した。人工知能(AI)関連製品への需要拡大期待からエヌビディアなど半導体銘柄が買われ、S&P500は取引時間中の最高値を更新した。ただ、全体的には経済指標発表を控えて慎重ムードが強かった。

↓3/4 (月) 経済指標をまとめました。

2024/3/4

Fear & Greed Index

→79    EXTREME GREED

今後の重要イベント

※3月 権利確定日
権利付き最終日 3/27(水)
権利落ち日   3/28(木)

今後の重要イベント

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