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2024.3.12(火)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比22.98円安と続落。前日の米ハイテク株安を受け、朝方は半導体関連中心に売り圧力の強い地合いだった。日経平均は先物主導で下値を探る展開で、前場中盤には500円超の下げで3万8200円台まで下押す場面も。しかし、その後は徐々に買い戻しや押し目買いが機能する展開となった。後場は戻り足を鮮明とし、半導体関連の一角などが買い戻され全体相場に浮揚力が働いた。日本時間今晩発表予定の2月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとの思惑が買い手控え要因となる一方で、売り方もポジションを高めにくく、一部の銘柄はショートカバーで上昇に転じる銘柄も少なくなかった。下げ渋ったとはいえ日経平均はマイナス圏で着地、TOPIXも続落して引けたが、後場に入ってから切り返す銘柄が多く観測され、値上がり数は1000を超え全体の65%を占めた。

  • 中国株式市場はまちまちで取引を終えた。優良株指数は政策支援期待に支えられた不動産デベロッパー株主導で上昇した。香港株式市場は続伸して引けた。

  • 欧州株式市場は反発して取引を終えた。自動車銘柄や銀行株を中心に買われて、STOXX欧州600種指数は過去最高値を更新した。12日に発表された米国の2月の消費者物価指数(CPI)は、ガソリン代や住居費の上昇で伸びが加速した一方で、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数の前年同月比は鈍化し2021年5月以来の低い伸びになった。

  • 米国株式市場は上昇し、S&P総合500種が終値で最高値を更新した。前日に半導体大手エヌビディアとの共同発表を控えていることが明らかに
    なったソフトウエア大手オラクルが急伸した。米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったにもかかわらず、利下げへの期待が維持されたことも相場を支援した。オラクルは過去最高値を付けた。11日に発表した四半期決算で利益が予想を上回った。オラクル幹部はアナリストとの電話会見で少なくとも3回、エヌビディアに言及し、約1週間の間に共同発表を行う予定だと明らかにした。エヌビディアも買われ、2日続落していたフィラデルフィア半導体指数は反発した。米労働省が12日発表した2月のCPIは前月比0.4%上昇。ガソリンや住居費の上昇で伸びが加速した。

↓3/12 (火) 経済指標をまとめました。

2024/3/12

Fear & Greed Index

→69     GREED

今後の重要イベント

※3月 権利確定日
権利付き最終日 3/27(水)
権利落ち日   3/28(木)

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