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2023.6.20(火)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 中国人民銀行(中央銀行)は20日、銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)の1年物と5年物を10カ月ぶりに引き下げた。経済回復の足取りが鈍い中、当局は景気を下支えする姿勢を鮮明にしている。

  • 日経平均株価は前営業日比18.49円高と小幅反発。前日の米株市場は奴隷解放記念日の祝日に伴い休場だったが、欧州株市場では主要国の株価指数が総じて軟調で、これを受けて東京市場でもリスク回避ムードが強かった。前場は中国人民銀行による利下げの動きを好感し、日経平均はいったんプラス圏に浮上したものの、その後に売り直される展開で前引けは200円あまりの下落。更に後場寄りに先物主導で一段安となったものの、今度はすぐに切り返す展開となり下げ幅を縮小した。引け際に一段高となり、結局プラス圏で引けている。総合商社株や半導体関連株が買われ全体相場を押し上げた。ただ、TOPIXはマイナス圏で引け、個別株も値下がり銘柄数が値上がり数を200銘柄近く上回っている。

  • 欧州株式市場は続落して取引を終えた。ドイツのDAX指数は、特殊化学品メーカーのランクセスが業績予想を下方修正後に落ち込んだ。中国人民銀行(中央銀行)は20日に小幅利下げをしたが、中国に業績を左右されやすい欧州株に対する投資家心理改善には至らなかった。

  • 米商務省が20日発表した5月の住宅着工件数は年率換算で前月比21.7%増の163万1000戸と、1年1カ月ぶりの高水準となった。

  • 米国株式市場は、3連休明けに利食い売りが出たことで下落して終了した。市場では米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が21日から行う議会証言が注目されている。石油メジャーのエクソンモービルとシェブロンがS&P総合500種とダウ工業株30種を下押しし、主要株価3指数がそろって下落したが、この日の安値からは下げ幅を縮小して引けた。
    ナスダック総合は週間で2019年3月以来、S&P500は21年11月以来最長の連騰を記録していた。S&P500はこの日の下落分を含めると年初来14.3%上昇している。


↓6/20(火)経済指標をまとめました。

2023/6/20

今後の重要イベント

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