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パズルにまつわる、うれし恥ずかしエピソード

わたしは子どもの頃、パズルが大好きでした。

たぶん5歳くらいのこと。昼寝からムクっと起き出し、ひとり静かにパズルをしてて。今でもその光景を覚えてます。とにかく面白かったんですよね。寝てる場合じゃなかった。パチ、パチとピースがハマり、完成に向かっていくのが最高に楽しかったんです。

高校生くらいまでやってました。2,000ピースとか、何回か作った気がします。作るには場所も時間も必要だから、次第に遠のいてしまって。受験生にそんな時間はなかったです。

完成したらノリを塗って、まるで一枚の絵のようにして飾ることもありました。そうやって飾るだけに、かわいいモチーフにしたくて。もっぱらディズニーを選んでました。

ある日のこと。家に帰るとすぐ、家族が駆けつけてきて言ったんです。
「ねえちゃん。今日は何もなかったか? 大丈夫か?」
は?何言ってんの? いつも通りの日だったし。わたしは怪訝な顔で家族を見渡しました。

どうも何の前触れもなく、壁に飾ってたパズル絵の紐がブチッと切れ、落下したようです。これは姉ちゃんに何かあったんじゃないか。家族はざわついた様子。そこへ何も知らないわたしが、「ただいまー」と帰宅。無事を確かめるべく、ダダダと玄関へ集合した。そんな経過でした。

当時のわたしは高校生で。はすに構えたいお年頃だったのもあり、「はあ」て塩対応しちゃったけど。いま思えば、微笑ましい思い出。パズルひとつで、わたしに思いを馳せてくれたのが、有難いなーって。やさしさを感じます。

あなたにも子どものときだからこそ、めいっぱい楽しんだ遊びがありませんか。いま振り返ると、もしかしたらわたしと同じように、思い出の色合いが変わるかもです。

では また

#書く部のお題で書いてみた
#こどもの頃 、夢中になったもんでも書いてみっか

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