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あえいで、もがいて。いっぱい考えようと思う

「正論は正しい、だが正論を武器にする奴は正しくない。お前が使ってるのはどっちだ?」

有川ひろ著 図書館戦争より

自分の本棚にあった本で、ふと目につき読み直しました。2日前のことです。冒頭のセリフが胸に突き刺さりました。

背景を説明すると。ある部下が同僚に対する批判を、上司へ言ったことが始まりです。正論で同僚の至らないところを論破し、自分の怒りは正当だと主張したため、上司が部下へ気づかせようとして言った言葉でした。

前回の記事の続きとなってしまうのですが…すみません。自分の心の中で、あれやこれや悩み、今日もやっぱり書きたくて。

もし読んでて気重じゃなかったら、よろしくお願いします。「今日はちょっと。。。」の方。全くもって大丈夫です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。よかったら次のとき、どうぞよろしくお願いします。(話は戻ります)

昨日と重なりますが、わたしは「出来ない」を受け入れることが、どーしてもできない。ムキになって反応してしまいます。やな奴ですよね。途端に融通が利かず、頑固になります。

もちろんわたしだって、何でもできる人じゃない。現に恋愛を代表とした濃い人間関係を築くことなんて、ちいとも出来てません。もうマイナス領域です。

「出来ない」なら、何でも腹立つのか。ここも否定です。10人が10人とも、大小の違いはあれどイライラする事柄に対して、腹が立つのです。ただわたしの場合は、その表現方法が派手というか。他の方より過敏に反応してる自覚があります。

じゃあ自分が嫌だからって、正論で人の頬を叩くように、傷つけていいのか。それは違いますよね。耳が痛かった。意図してやったわけじゃないけど。感情に任せ、わたしも正論を武器にしてるかも。反省です。

さて本作にて、上司から指摘された彼はどう感じ、どんな変化をしたのか。憧れてた上司だっただけに、ショックと反発がごちゃ混ぜの感情を、最初は抱きました。時間をかけて、解きほぐしていきます。

そもそも彼には、そびえ立つ壁のようなものがありました。人を寄せつけまいとする、「わたしは足りてるんで、あなたは不要です」みたいな、鉄壁の壁です。

本作でも触れられているのですが、この世に生きてる人は、誰ひとりとして、たった一人で生きてはいけません。この同僚との衝突が、彼の精神面での成長を大きく促すキッカケになりました。

さあ、わたしはどうするのか。どうしたらいいのか。あえいで、もがくしかないかなーって。頭を振り絞って考えるしかない。考えて、一歩踏み出して。流れに揉まれながら、わたしなりの答えを見つけるしかない。

言うは易し、やるは難しだな。さあ、どうなるか。

では また


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