見出し画像

ミャンマーで見知らぬ現地人と旅した話

マレーシアで体調をすこぶる崩したせいで、バンコクへの陸路移動を断念し、ヤンゴンへ飛行した。

Air Asiaは毎度、機内食出てありがたい。

無事イミグレを済ませて、その日に宿泊する予定の宿へ向かう。

宿へ向かう途中の道沿いに大量のスイカ🍉
これほどの量のスイカが積まれてる光景は初だ。。


宿に到着

立派そうに見える宿だがなんと500円…!

しかし、そのカラクリがとける。
部屋に入るとインド人が寝ていた。

あれ?相部屋?

シングルルーム取ったはずなのにと首を傾げながらもこれもこれでありかと妥協。

同じ部屋になったインド人がインド料理をお裾分けしてくれた。まぁ、晩飯代浮くし、ラッキーと楽観的でいた。


ミャンマー滞在最終日前日の夕方に
KyaiktiyoにあるGolden Rock (ヤンゴンからバスで4時間ほど)を見にいきたいと思ってバスのチケットを予約しに市街地に出た。

しかし、チケット売り場がどこにあるのか分からず、途方に暮れる。

そんな時、1人の小太りの中年男性が
「hello, my fridnd」と声をかけてきた。

大抵、この手の声掛けは何かしらの下心を持って近づいてくる連中ということに気づいてきたので、シカトするのだが、

Kyaiktiyo行きのチケット売り場を知ってるかもしれないと思い、話に乗ることにした。

彼は、何かを売りつけることもなく、私をチケット売り場まで連れてってくれた。

チケットを購入したあと、「これからどーするんだ」と聞かれ、飯でも食べに行こうかなと言うと、「お勧めの場所がある、ついて来い」と流石に面倒だなと思いながらも、またも彼についていく。

すると、こじんまりした通りにある大衆居酒屋に連れて行ってくれた。

実はこいつゲイではないかと疑っていたが、特にそんな様子も見られなかった。

酒を飲むうちに長年の付き合いがある仲のように様々な会話をした。 

居酒屋を出た後FaceBookを交換し、解散した。帰り際に
「Kyaiktiyo行きのバス乗場まで一緒に行くよ」と言われた。どこまでも人懐っこい奴なのかと思いながらも、バス停までの道が不安だったので、よろしく頼んだ。

翌日、彼からモーニングコールを受け、一緒にバス乗り場に向かう。

バス乗り場に到着。すると彼も一緒にバスに乗り込みはじめた。

え、、?! 

まさかの一緒にGolden Rockを目指すことになる。

状況は良く分からなかったが、

バスはローカル民しか乗っておらず、不安だったし、まあ、いいか。。(適当w)

Kyaiktiyoに着くと今度はGolden Rockを目指す。

乗車率200%は超えてるだろう乗り物でひたすらと山道を登っていく。そしてあまり舗装されて無い道を通るせいか相当揺れる。、


やっと、着いたかーって
思うと、今度はひたすらと歩く。
中々Golden Rockへの道のりは険しい。


そしてついに。。

Golden Rockに到着!

あまりの迫力に感動した。

そして、ここまで謎に手厚いサポートをして頂いた
同伴してくれた現地人に感謝だった。

彼はGolden Rock以外にも観光化されていない周囲の村やローカルフードが安く食べられる店などに連れて行ってくれた。

Kyaiktiyoは観光地とは言えど、厳粛な仏教徒の聖地で英語も中々通じづらく、1人での旅行は正直、難易度が高かっただろう。

そんな中、彼のサポートはかなりの武器となった。

日本では幼少期から「見知らぬ人について行ってはならない。」と頭に叩き込まれるが、

逆に1人旅をしていると、面識の無い地元民と行動することで旅がより充実するということが幾度となくある。

勿論、これは結果論ではあるが、

見知らぬ地元民に用心するのも自分の身を守る上で必要不可欠であるものの、それ以上に適正なリスクの範囲内で用心しすぎないことも旅を充実させる重要な要素であると感じた。

そんなこんなで東南アジアのラストフロンティア、ミャンマーで充実した日々を過ごせました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?