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福岡グルメ&ユーリ唐津聖地巡礼の旅20170320

3月20日(祝) 2日目
この日は気温も下がり、雨の予報。ただ、お昼までは曇りでもちそうだったので、午前中早めに行動を開始。
博多駅エリアには、7時頃からモーニングを出しているお店がたくさんあり、便利である。KITTEのブリオッシュ ドーレで、クロワッサンサンドのモーニングを食べた後は、徒歩で櫛田神社へ。

櫛田神社は、迫力ある博多山笠の展示や、力石など、見どころの詰まった面白い神社であった。もう少しすれば、桜なども咲いて綺麗だろう。

今回はオタク旅であるので、地下鉄祇園駅から天神駅へ移動して、VIVREに入っているアニメイトに立ち寄る。わたしは学生時代マンガを描いていた過去があり、中学生の頃にアニメイト横浜店で画材を買っていた記憶があるが、それ以来のアニメイトではなかろうか。YOIのおかげで、すっかり「帰ってきたオタク」である。先輩に至っては、もともと熱心なアニメファンでもない一般人だし、長年の付き合いでアニメの話もほとんどしたことがないのに、なぜ九州まで来て若者に混ざって、一緒にグッズ買っているのかと、可笑しくなる。
しかし、そこで開き直ることができるのが、中年の強さ。
グッズコーナーには久保先生と山本監督の色紙が飾られており、撮影OKとのことで、ありがたくパシャリ。

アニメイト天神店は、全国数店舗のユーリオンリーショップのひとつということで、限定グッズも販売されていたが、売切れのものが多かった。
大人の経済力であれこれ購入し、特典のコースター(絵柄ランダム配布)で引きの強さを発揮した。エンタメ系に関する運は、普段から妙に強いわたし。

百貨店の建ち並ぶ、にぎやかな天神駅前を抜けて、薬院方面へ徒歩で移動。薬院エリアは雑貨店やセレクトショップも多いということで、福岡生活道具店という、九州のアイテムを中心にそろえたお店にて、素敵な小物をちょこちょこと購入した。

このあたりでついに雨が本格的に降り始め、電話しておいたお店へ移動。祝日のお昼から呑めるところで、少し前に東京・中目黒にも支店ができた、二〇加屋 長介の本店。2時間ほど気持ちよく呑み食いして、最後はしっかりうどんで締め、お店の方に「お客さんたちみたいな人が、博多の飲食を回すんですよ」と褒められ(?)る。福岡のお酒も楽しめたし、食事も美味しかった。

近くに有名な、フランス菓子16区があったので、ご機嫌で向かって、パイと焼き菓子を購入した。
おいしいもの好きなわたしは、「いつか福岡に行くことがあれば」という感じで、前々からチェックしていた飲食関係のお店が複数あるのだが、残念ながら日・祝定休日が多く、また今回は聖地巡礼の優先度が高いために、下調べもあまりできなかった。まあそれでも、思い返せば旅の間、なんだかんだとよく食べ、よく呑んでいる。天神や薬院は、通りすがりにも気になるお店が多かったので、次の機会があればゆっくり回りたい。

先輩が、アニメイトに心残りがあると言うので、天神で再度立ち寄ってから、博多へ戻った。どれだけ満喫しているのか、アニメイト。

この日の晩ごはんは、家の用事で福岡に来ていた父と合流して、博多駅近くの居酒屋へ。なぜ、会社の先輩と、実家の父と、わたしが、そろって博多で呑んでいるのだろうか。シュールで楽しかった。からし蓮根、炊き餃子、ハトシ、いわし明太など、九州メニューを中心に、ビールやサワーで楽しんだ。

わたしが子どもの頃、父の実家がある福岡へは、家族で毎年来ていたのだが、いつも空港と祖父母宅を車で移動していたため、鉄道を利用する機会がほとんどなかった。福岡空港と博多駅は、地下鉄でわずか5分ほどの近さなのだが、そんなことも、最近知った。今は、祖父母ともに亡くなり、福岡との縁は、また違う形になりつつある。

この夜も、ホテルに戻ってからスマホでYOI上映会。第7話から観始めて、結局最終12話まで観てしまい、気づけば午前1時近く。途中でやめられなかったのだから、仕方ない。深夜に16区のパイを完食しているのも、おいしいのだから、仕方ない。

(続く)

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