腰痛→安静×活動維持○。ここからさらに一歩進む
腰痛に対して「過度に安静にしないように活動維持する」といった推奨は現代においてはもはや一般的に広まった知識だと思います。
従来は腰痛に対して安静は一般的に広く採用されていました。
本邦で過度な安静が推奨されないことが広まったことに大きく貢献したのは旧版である2012年の腰痛診療ガイドラインで、腰痛に対する安静の推奨度はGrade Dとなっており、Grade Dは「推奨しないまたは否定する根拠がある」、より具体的には肯定できる論文はないか否定できる中程度のエビデンスが少なくと