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自分への対応力

ただいま、更年期症状真っ最中。
意外と更年期症状出ないな~なんてへらへらとタカをくくっていたら、急に始まった(汗)。
ホットフラッシュってやつが!(大汗)

ただでさえ暑がりの汗かきなんだけど、冷房のきいた室内で、1日に何度も暑くなる。そのたびにじっとりと汗をかく。
夜も何度も目が覚めて、急激に暑くなってじとっと汗が出て、しばらくするとひゅーっと寒くなる。
よく聞く話が、首から上だけダラダラ汗をかくというけど、わたしの場合はダラダラというよりじっとりしみ出る感じ。そのたびに首筋は、ボディクリームとまざってぬるぬるに。実に不快だ・・・・。


わたしの母は更年期症状がとてもひどかったし、症状が出ている期間も長かった。いつも具合が悪そうだったし、被害者妄想もひどかった。
わたしのパニック障害がひどかったとき、わたしの症状を聞いた母が「更年期症状と似ている」と言ったので、その頃のわたしは更年期を迎えるのがとても怖かった。その頃のわたしにしてみたら、2、30年も先のことだったのに。
「更年期=パニック障害の症状再来」みたいな図式が頭に浮かび、自分の体調をコントロールできないもどかしさに加え、不快感に苛まれる毎日がまたやって来るのだと考え、生きてる意味あるんだろうかと思ったくらいだ。
実際、メンタルクリニックの先生に「今からこんな状況でわたしはこの先、生きていけるんでしょうか」と聞いたくらい(苦笑)。


その後ヨガをはじめたことで、劇的にわたしの体調、気力・体力は変わった。たぶん別の生き物くらいの勢いで!
おそらく、そのおかげで今の更年期症状もこの程度で済んでいるんだろうと思う。

人は「わからないとき」に不快・不安を感じる、ということを聞いたことがある。
ヨガを通じて、身体やココロについて長年学びを深めるうちに、自分の中でたくさんのことが腑に落ちてきた。
だから現在は、更年期って身体の中でこんなことが起こっている(解剖学的視点)→こういうことをすれば軽減できる(ヨガ的視点)、という知恵(引き出し)がたくさんあって、不快ではあるけど仕方がないし(素直に受け入れる、抗わない)、自分の身体を実験台にいろいろ試してみたら、ほかのひとにアドバイスできることもあるかもな、なんて意外と前向きに捉えているのだ。(いや、ほんとに人って変われるのね。我ながらすごいと思う。)


ちなみに、わたしが「わたしはこの先生きていけるんでしょうか」と聞いた先生の答えはこんなかんじだった。

世の中のおじさん、おばさんを見てごらん。みんな図々しいでしょ。
年をとっていくとね、いろいろ気にならなくなっていくんです。だから意外と大丈夫ですよ。

わたしは脳内に厚顔無恥なオジサン・オバサンを思い浮かべて、たしかにそうだなと先生の言葉を素直に受け取った。
当時想像することもできなかったリアルおばさんになった今、先生のあの言葉が懐かしい。
ちなみにホットフラッシュ以外に、物忘れがひどすぎる今日この頃。たぶんこれも更年期(笑)。

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