クチコミが生まれるコンテンツは、入り口ではなく「出口」で感情を揺さぶる。

イチ編集者のnoteマラソン2日目。

書籍の編集者は、本の導入にことのほかこだわる。「はじめに」「目次」「表1」「タイトル」…。なぜなら入り口こそが買ってくれるかどうかの鍵を握るから。買う前の設計をがんばる。それはどんなコンテンツ・商品も似たものだと思う。

でも、これだけクチコミが可視化されて、人の評判が購買に強い影響を与える時代になると、「釣り」だけでは購買につながりにくい。誰かがオススメしていること。でないと、本が(商品が)広がっていかない。評価経済だ。

ではどうするか。

それは、出口を意識することだと思う。そこで「おわりに」である。いかにここでエモーショナルにできるか。それが広がる本になるかどうかを分けるのではないだろうか。

最近、そんなことを感じたのはこの本。

USJの再建で有名な森岡毅さんの「苦しかったときの話をしようか」

娘に書き溜めたメッセージを開示。読者にもキャリア論として読ませるスタイルである。中段までロジカルなキャリア論、仕事論が展開されるわけだが、終盤では、その感情のほとばしった筆致にぐいぐい引き込まれる。これだけ熱心に忌憚なくメッセージを送れるのは、実の娘に向けてという一点があるからこそ。左脳的な内容だけであれば、こんな読後感にはならないだろう。変革を迫られるのだ。

いかに感情を揺さぶるか。

入り口だけでなく、出口を。

そして、計算された「売れる方程式」からは、エモいエネルギーなんて生まれてこないんじゃないだろうか。最近、そんなことを思います。

※日々おもったことをとりとめなく残していきます。(早速2日目から挫折した〜)


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この記事は「投げ銭」記事です。実験的に、お金を回していく仕組みに参画してみたいと考えました。記事をおもしろいと感じてくださった方は「投げ銭」よろしく御願いいたします。

またきてくださいねー
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坂口惣一

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