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相手に向かわないドリブル

こんにちは、第1回目のサッカーノート投稿です。

サッカーノートの構成

・U12以下の指導をしている中で、身近なテーマを掲げます

私自身の解釈を述べさせていただきます

・それに沿った練習メニューを紹介させていただきつつ、その練習メニューを実施する上でのコーチングのポイントも説明します。

そんな構成です。

本日のテーマは「相手に向かわないドリブル」

各地域で選抜されたトレセンで集まってくる選手を見て毎回思うのが、私の小学生の時と比べて格段にボールフィーリングの技術が高いということ。ただし、ゲームになると途端にドリブルが引っかかる。

フェイントの技術はあるのに、引っかかる。(←今日のテーマ)

私の考えですが、フェイントのバリエーションが多い選手ほど、相手に向かってドリブルをしているケースが多く、引っかかりやすい。

ディフェンス能力が高い選手は、相手選手のポジションに対して、自陣ゴールを隠す形でディフェンスするため、より相手に向かってドリブルしがち。

得意のフェイントを活かすためには、

①相手ディフェンダーが自陣ゴールの位置がわからない状態を作る

②そのために、スペースにドリブルする

③スペースにドリブルすることによって、相手ディフェンダーのポジションに動きがある。ここがフェイントのタイミング。

つまり、相手を左右の横・斜めに動かして自陣ゴールを背負っている状態を崩壊させてフェイントを仕掛ける。

フェイントをする前に、相手ディフェンスを動かす時に有効な基本スキルがインサイド・インサイド・ドリブルです。インサイド・インサイドでスペース(真横もしくは斜め)にドリブルしながら、相手の状態の変化を観察し、フェントを仕掛ける。

私の経験上、これが身につくことで、ドリブルが引っかかる確率がグッと下がります。

▼プロフィール

国体や大学サッカーを経験し、パパコーチとして、C級ライセンスを取得し、現在は、少年団で監督と市内のトレセンの育成を担当しています。

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