私、小伏史央です。
こっちは6月の月間まとめ。

文藝MAGAZINE文戯11　2020　Summer

流動的インディーズ文芸パロディック同人雑誌「文藝MAGAZINE文戯」、6月10日に第11号が発刊されました。
連載小説と、共通のお題を基に書かれた読み切り短編小説を集めた季刊誌です。今号のお題はあの世。死後の世界はもちろんのこと、叶えられなかった人生の可能性など、あの世に関する様々な解釈の作品が収録されています。
自分は「失伝」という1万2千文字程度の作品で参加しました。シンシォン中国という場所を舞台とした、突如消えた墓の謎を探るSF小説です。
自分の過去作品と照らし合わせて言うなら、聖書SFである「汚泥のひと」（アンソロジー『水』）と、火星電柱SF「そらは水槽」（『人は死んだら電柱になる』）を足して2で割ったような作品です。
こういう小説をずっと書きたい、と思えた作品です。ぜひ読んでね。
でもこの次はモアベターよ。

第57回てきすとぽい杯

今回も参加しました。1時間＋15分の即興小説企画。
今回のお題は「バス（乗り物）」でした。なので（なので？）バス（魚）を題材にしたものを書きました。「バスの口内」という作品です。
毎度のことながら順位はふるいませんでしたが、投票内訳ではっきり好き嫌い別れているのが窺えてよかったです。

即興小説トレーニング、即興二次小説

即興小説をたくさん書きました。
気に入っているものをピックアップ。
15分即興（オリジナル）：「出来損ないの階段と部費」「扇風機と」
15分即興（テンミリ二次創作）：「腸内洗浄」「思い出」「竜宮浦島惑星太郎」

その他見たもの読んだもの

6月に見た映画の中で特に良かったやつ
・Love Letter（1995） 再鑑賞
・ゆれる人魚（2015）
・失くした体（2019）
※初見でないものには今月から再鑑賞と明記することにします。
6月に読んだ漫画の中で特に良かったやつ
・「保安官エヴァンスの嘘」3巻まで読了
・「味噌汁でカンパイ！」3巻まで読了
・「火傷少女」全4巻読了

以上。来月に続きます。