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ぼくは、デモがあろうとなかろうと、この国の建物は美しいし、ワインもチーズもお肉も美味しい派

昨日、16日のデモはまたひどかったようです。カフェのテラス席が燃やされたり、12月の時よりも悪化したようにも感じます。

僕らはマレ地区(代官山的おしゃれエリア)の方に行ってました。カフェでカフェオレ飲みながら本を読んで、タパスを食べに行くという気持ちいい午後でしたよ。

たびたびTwitterを見ると、パリでデモが暴徒化!危険!とか見かけて、なんというか、あぁこういう刺激が好きな人っているなぁと思ってました。

日曜日の日本のニュースでも「シャンゼリゼでデモがまたも暴徒化」みたいな書き方ばかり。もちろん、パリで普通の気持ちいい春の日を過ごしたアラフォーの一日なんかニュース価値ないんですけどね。

ニュースサイトって、刺激が強い見出し、伝えるべき事実ってのを前面に出すのが売上の向上につながる正義。

ぼくは、デモは限りある範囲でやってるし、土曜が中心だから土曜発着を避ければパリ旅行はぜんぜん大丈夫だと思っています。むしろ、そう伝えたい。

ただ、それを勧められない相手もいます。予想外のことがあった時に不安を感じちゃう人、嫌な方に目を向けちゃう人は、楽しめないかも。

SNSの中には、そういったダウナー系のことを多く出す人もいますよね。あれが最悪、これだからフランスはとか、これだから日本は…みたいに。

ぼくは、デモがあろうとなかろうと、この国の建物は美しいし、ワインもチーズもお肉も美味しい派。

デモ隊の中にカッスールという破壊屋(顔を隠した黒い服の人たち)が紛れ込んでいて、彼らと一緒にデモの参加者の一部が破壊したのは事実。

でもなんだろうなぁ、こうして危険危険!って報道ばかりされているとただ、萎えますよね。

どの国にだって、明るいところと暗いところがある。

目下の一番の不安は、プラタナスの花粉症です。

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