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Day90.それできるの?売れるの?文化…

こんばんは。
日本の環境が新規ビジネスが生まれない原因。
最近、ひしひしと感じる…。

①新規ビジネスが生まれない理由

仕事をしていると、新規ビジネスを考えていても
・それはできるの?
・それはちょっと難しいんじゃない?
・そんなにユーザはお金だすの?

まぁ色々なところから突っ込まれる訳です。
(もちろんアイデアがよくない、プレゼンのスキルが低いというのも多分にあるというのは承知しております)

私は思うのです。
1年後に実現しようとかそういう事を話してるわけじゃない。
例えば5年後、10年後だったらどうかという事。

昔から言われている事ですが
スマートフォンが流行る前の日本企業のスタンス。
あんなキーボードのない携帯が流行る訳がない。
そして、お財布携帯もなくて、ワンセグもないなんて
絶対日本では受け入れられない。

つまり当時、日本でiphoneと同じアイデアを仮に
誰かが提案していたとしても、きっとそれは
企画決裁・承認が通らなかったでしょう。

何が言いたいかというと

「それできるの?売れるの?」文化です。

もちろん会社の貴重な経営資源を投入するので
無鉄砲に何でもかんでも事業化していたら
企業としても体力が持たないのはわかります。

一方で大規模な投資はするものの、それが市場に受け入れられるか?
それが受け入れられていないのがやっぱり問題。

世の中って思うんですよ。
市場に出して、しばらく経ってからじゃないと
ヒットするかどうかなんてわからないんですよ。

ベースの経営・戦略のリテラシーは大事ですけれども
その通りにロジカルにビジネスを考えればうまくいくのであれば
そんなのどの企業だってうまくいっているはずです。

先人が築きあげた様々な手法がありますが
それを単純に模倣しただけではダメだと実感した。

これを言ったら元も子もないけど
やっぱり「発想」「アイデア」が一番大事。
そして、それを受け入れる環境も大事。
この2つがANDで重ならない限り、生まれない。

発想、アイデアもひねり出す手法はあるけれども
スティーブジョブズやイーロンマスク、ジェフベゾスの様に
おいおい、そんなの無理だろ?!って
誰もが思う様なビジョンを掲げられる人がやっぱり強い。

そして、それを否定せず、そうした夢に向かって
”できる”できない”ではなくて
”やろう”やるべき”
というマインドに周囲含めてベクトルが一致する事。

なんかこういう事が大切かなと思います。

私個人としては、近いうちに自動運転車が当たり前のように
道路を走る時代が来て、空をドローンや自動パイロット飛行機が
飛んでいる時がくるでしょう。

ロボットが街を当たり前の様に歩いて
家庭にも1台。ペットの様に愛着が出て家族として扱われる。

そんなの来ないよ!っていう人は20年前頃から
インターネットが浸透してきて
ここまで世界が変わると思った人はどれくらいいるでしょう。

それくらい世の中は一気に変わる可能性があるという事!
それできるの?!はやめよう。

もう1点、言いたい事

②他社事例から学ぶ

非常に大切な事なんです。
成長・成功した企業をケーススタディとして扱うのも理解できる。

コンサルや評論家はそのケーススタディを使って
こういう考えをするべき、こういうビジネスモデルを考えるべき
って唱えます。

いやいや、それって結果論であって
「当時、そのタイミングでそのビジネスモデルをなぜできなかったか?」
も大事な点だと思います。

では、今後、未来を見据えた場合
同じビジネスモデルで勝負できるのか?
それはもう陳腐化している可能性があるわけで
きっとGAFAやBATHといった米国・中国のメガテックは
その先、さらに先を見据えてビジネスをしています。

その成功・成長が目に見える形になった時に
きっと、また同じようにSoceity5.0の社会では
こういうビジネスモデルをするべきだった?!って
繰り返すんじゃないだろうかって思いました。

こうしたビジネスに限らず
歴史を振り返って学び、将来に備えるというのは
大切だと認識しています。

けれども、その過去の事例をそのまま踏襲するのではなくて
新しい手法、やり方でも良いのではないか?って思う。

経営者がみんなそういう手法を学んでる訳じゃなく
MBAだって出ていない人がほとんどである。

なんかそんな事を感じる日々です><。

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