ハマらん(1415字)

アジア杯準優勝から3週間…

布陣はそうすね、
お互い噛み合わない訳だから、
あんましね、だから、
自由にやらせてる為の
スペース空きと人を
どう捕まえるかだから、
密度濃くすれば良いけど、
そうやって、
コンパクト過ぎて裏取りを
嫌ったのもあるし、
スピードの脅威も有った訳で、
どれか一つに絞ったら、
ある程度捨てなくちゃ
いけないところも出てきて、
トレードオフですよね。

結局1on1とボールやん。
リフティングで懐でコントロールしてとか、
ミドルにしても、良い持ち出しや
球持ちを許してしまった。
一対一しないといけないけど、
安易に接触して
良い場所ではない
ところが一つと、
捕まえておくとか
警戒を怠った。
この2つのシュートは、
一対一がおっ始まる前に、
上手く早くトライしてきた、
そこは許した非も
当然ながらも、
良いシューターであり、
良いキックを
持っていたことを痛感すべきだ。

この2点が無くて、他に
入っていた可能性もあるし、
分からんが、この良い得点と雖も、
サボりや奢りも垣間見えてしまう点に、
少し、やられた側としては
意気消沈もするものかなあとも思う。
確かに重苦しい2点差を、
忘れるべきではあったし、
やはり、
ビハインドの想定も
必要なことが改めて示された。

しかし、応援するサポーターなど、
私自身も含めて、そして、
メディアや代表戦士らも、
3-0快勝を強敵から収めたのも作用してか、
カタール戦での劣勢を心配せず、
優勝を信じて疑わなかったのは、
忘れるべきではないところだ。
大会序盤からの不安定さや
虚弱さは有りつつも、
決勝進出に安堵した点や
順当さを信じ込み
過ぎていた点は、猛省して、
やはり、どの試合でも
勝つことを一番に、
その試合について
個別に考えて準備して
対応しなければならない。

敵の急所やイヤなところを突く、
又は、自らの強みで戦わせるか、
どの策を優先すべきかも、
刻一刻と変容する戦況に合わせて、
巧みに演じて使い分ける必要もあった。
敵を調子に乗らせないとか
黙らすということで、
攻撃面については、
ドリブルで突っ掛けて
ファウル貰う、
チャンスとピンチを一気に
与えるプレーっすよね、
場合によっては
イエロー以上も誘発
出来るし、手を焼く
イメージって大切だ、
上手くいかない印象を
どれだけ焼き付けられるか、
これも正に、
敵が嫌がるプレーだ。

分かったのは、勢いのあるチームに
中1日不利とかどうかは
通用しないこともあること、
先制を許すとやはり
厳しく苦しくなること、
それも0-2など前半で2点の
ビハインドは重いということ、
W杯ベルギー戦を振り返って、
そして
優勝したカタールからして、
2-0をひっくり返されて
負けるようなチームで
あってはならないし、
サッカーをたとえ
捨てたとしても
勝利至上主義を貫けるかを
今一度問うこと。
2点取って負けちゃ
ダメなんすよね。
その上では、
地政学的にビミョーな
中東にあって、
カタールも渦中だが、
だからこそ、
W杯開催も控えて、
すごくパワーがあるし、
彼らから見て2-0にしてから
確り勝ち切って
素晴らしい戦いだし、
ポーランド戦終盤を
非難されても次戦ベルギー
相手にはブロックを
貫けなかったこと、
大逆転したベルギーは
ブラジルを2点先行の
2-1でベスト4に
進出したことからも、
単なるひと試合の
負けに留めずに、
勝負のアヤというか、
詰めの甘さを、
限りなくゼロにする
価値あるものに実りに
結ばねばならない。
もっと鬼になって
狡猾に戦わないと、
この先もどこかで、
一大決戦で惜敗するのを
止められはしないだろう。

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