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レビュー 日本VSチリin コパアメリカ2019(1365字)

ドロー発進と
ファインゴールの、
アジア王者カタールが
羨ましいっすわ。

0-0まではスコア通りの展開
日本の決定機は点に
結びつかなかったが、
根拠のない期待を打ち破る、
良い戦いを
見せてくれたとは感じる。
ゴールが生まれるまでは、
両チーム互いに、
上手くいっている
ムードではない中、
チリに得点を与えない
というところでは、
日本としては
上々の出来なのか
という展開だった。
スコア差が嘘かもしれない
シュート本数やシュートに
至らないチャンスメイクの
数も挙げれば、大敗なので
何を言ってるんだ
と思われるが、
惜しかったゲームだった。

分かれ目は紙一重
気になるトコロや
チリとの差異について
観てみると、
2本3本と小気味よい
パス交換を自陣で
展開されてプレスを
無効化したり
プレッシャーやプレスに
来るのを剥がしたり、
ゴール前のスペースを
使われたりして
クロスを許したり、
まだ繋いでワンツーと
抜かりのないビルドアップと
パスワークにやられ過ぎた。
リズム感やテンポの良さが
チリには余裕を与え、
日本にとっては脅威だった。

実はストレスたまった⁈
前半は特に、
選手間の短いところでの
スルーパスやパス交換、
縦パス、前4人も
ボランチからの供給も、
上手く繋がらず、歯痒い
シーンも多かった。
中盤で奪われ、
相手に楽に
チャンスを与えたり、
ショートカウンターを許した。
前4人が一対一を
仕掛けられる、
特に中島と久保の
ドリブルやアイデア、
前田のスピードを
活かすシーンは
乏しくなってしまった。
失点しないものの、
攻撃面ではチリの
対人に強くかつ
戻りの早い深い守備と
その為の数的不利というか、
前で引っかかる又は
絡め取られることが多かった。

切れ味鋭かった
チリはよく動き続けて、
豊かなスピードを持った
走りでの後方支援や
クロスにチャンスに
良い反応を見せ、
シュートに繋げていた。
パスが上手く繋がらず、
日本が一発やドリブルに
賭けるように
見えがちなところで、
チリは堅実に効率良く動いて
敵を動かしてチャンスを創出、
スピードも伴わせ、
スペースの入れ替わりも
忙しく激しく、空く
トコロを的確に突く、
用意周到に使う準備や
チームとしての約束事は、
極めて高いレベルに
築き上げられている印象で、
カウンターよりも
緻密な攻めを見せて、
セットプレーでも
怖さを出してきて、
先制点はコーナーキックから
上手く決めた。

どうすれば勝てるか
ヒールやフリック、
後ろ向きだからといって、
前を目指さないのでもなく、
対する敵1人2人を
欺くプレーと、
剥がした後の早さ、
上述のようなチリの
そつがないプレー、
ココには学ぶべき点は多い。
楽にやすやす、
その為の共通認識の
擦り合わせはもっと
阿吽の呼吸で繰り出せる
ところにまで、引き上げたい。
こぼれ球を詰められるような、
前がかりに枚数を
かけられる攻撃は、
ミドルシュートや
深い位置からのクロスと、
もっとゴールに近い
チャンスが増えて、
誰か前1人の決定力にだけ、
一発に委ねない、
分厚い攻めが足らないのと、
それでも
作ったチャンスを決めようよ、
でないと、
南米に限らず強豪チームの
なりふり構わない
攻撃に晒されて、
試合が終わってしまう、
そういう0-4だ。
先制できたんじゃないか、
同点いけたんじゃないか、
勝ち越しや逆転に
トライすべきでなかったか、
大量4失点を
どこで防げたのか、
どう試合を作っていくべきで、
有利に進めるべきだったか、
得るべきものは多い。

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