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中之条ビエンナーレ2023

群馬県の中之条町で開催されている中之条ビエンナーレ2023を初観覧してきました。
私は美術センスもゼロな素人ですが、
そこで見たもの、
感じたこと、
そういった感覚的な部分を文章として残したいと思い記事を書きます。

まずは一作品目
『いくらまりえ』さん

四万温泉エリアの旧第三小学校の体育館にて展示されていました。

元々、空間に絵を描くことをメインに活動されている方で、今回が人生で最大の展示とのことです。

まず1階から作品を見渡したのですが、
規模が大きすぎて、何が描かれているのか分かりませんでした。

驚愕したのは、二階に上がってからです。
その規模感と言いますか、
これだけの空間に絵を描くことも勿論、
そのバランスというか、
細部に渡るまで漏らすことなく全体に描かれていました。

コンセプトが何かは明記されていませんでしたが、
小さい頃から砂場遊びが好きという伊倉さん。

その延長線上なのか、コンセプトや完成図をイメージすること無く約1ヶ月制作を続けたとか。

眼前に広がるアートをどう感じるのかは、
人それぞれ。
訪れた方は何を思ったのでしょうか。

私は、ただ【自由】だなと。
何かテーマに縛られることなく、
自分の好きに空間を使い、
絵を描き続ける。

自分の好きな事に没頭している、
そんな姿がとても素敵だと感じました。

四万温泉は、とても自然豊かな場所です。
緑が遠く、周りは温泉に囲まれる。
地元民もこのイベントには積極的なようで、
その人々の温かさもひとつひとつの作品を完成させるための要素なのでしょうか。

この体育館に描かれているものは自然なのか。
生き物なのか。
はたまた何かのメッセージなのか。
正解は見た人の中にあるのでしょう。

急坂を登った場所にあるので、
徒歩では少し大変ですが、
是非見て頂きたい。
そんな作品です。

このひとつの記事に他のアーティストも含めてしまうと、
とても長い記事になるので、
分けて書こうと思います。

次はどなたを書こうか。
ワクワクしています。

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