【台湾ぐるり旅】太麻里 原住民のお祭り遭遇
環島3日目は台東近郊にある太麻里という場所に行ってみることにした。ガイドブックで、太麻里がパイワン族という原住民が数多く暮らす海沿いの街と知ったからだ。
台湾で早くから発展したのは西側。中国大陸からのアクセスが良く平地も多いので、漢人が積極的に開拓したからだ。一方で山地が多い東側は原住民たちが自らの生活や伝統を守ってきた。そんな歴史的背景があるからか、台湾の東側は原住民の文化や暮らしが色濃く残る集落が多いのである。
【2022/12/03の旅日記】
臺東の宿もカプセル方式。普通のダブルベッドよりプライバシー高めなのですごく良いと思う。街の中心にあって1泊625元（約2745円）なので、まあまあ経済的。いまの時代一人一台テレビがいるのかどうかは疑問だけれど……。 pic.twitter.com/742UQqJErE
— u5505 (@u5505tainan) December 3, 2022
朝食はその宿で。宿泊料金のわりにはかなり充実している。ただ……
— u5505 (@u5505tainan) December 3, 2022
この卵、ちゃんと確認せずそのまま食べたら殻付きだった。口の中が殻だらけじゃりじゃりに。この盛り付けかたで殻が剥かれていないとは思わなかった。
トースターに書かれてた「先烤後塗」がなんか好き。 pic.twitter.com/brgO5WykZc
台東郊外にある太麻里。特にアテがあってやってきたわけではないけど、思いがけず海が綺麗だ。２層の青色がある。わりと波が高い。 pic.twitter.com/gUKA7k41s4
— u5505 (@u5505tainan) December 3, 2022
こんなに海がきれいなところだとは思わなかった。観光客がそこまで多くなくて、とってものどかな雰囲気であふれているのも良い。
太麻里駅は山の上にある。駅前の通りがまっすぐ海へと続いていて、ここがすでに絶景スポット。ちょっと函館の感じに似ているかもしれない。駅舎のなかはハエだらけ。 pic.twitter.com/MxduwXDc1r
— u5505 (@u5505tainan) December 3, 2022
太麻里駅から山に向かって歩くこと30分、パイワン族という原住民の暮らす「撒布優集落」にやってきた。通りの至るところに独特のデザインの壁画や彫刻が施されている。街歩く人々の顔つきも漢族とはどこか違う。すこし色黒くて、東南アジアに近い雰囲気を感じる。 pic.twitter.com/bdSrjhvKPf
— u5505 (@u5505tainan) December 3, 2022
小さな集落をあちらこちらと歩いて食堂を探すが、ない。すると街の中心にある公民館のような、広場のようなところから、お祭りをやっている音が聞こえてきて、足を運んでみると出店発見。關東煮7本セットと烤肉パックがそれぞれ100元。あわせて200元（880円くらい）。ここでもハエと戦いながら食べる。 pic.twitter.com/fQIQhwhx2O
— u5505 (@u5505tainan) December 3, 2022
壇上も観客席もみんな楽しそう。こういう偶然に出くわす街歩きは楽しい。
— u5505 (@u5505tainan) December 3, 2022
ひとつ気になったのは司会が中国語を喋っていたこと。原住民による原住民のための地元イベントでも、彼ら独自の言葉がしゃべられることはないんだなあ。会場外の街角は原住民アートで溢れているので、余計に落差を感じる。 pic.twitter.com/3v6HDsmvfO
街を歩いていると民家の玄関先に貼り紙があって、
— u5505 (@u5505tainan) December 3, 2022
おめでとう！ 〇〇小学校の〇〇くん、民国111年のパイワン語スピーチ大会で第一位獲得！
……みたいなことが誇らしげに書かれている。こうやって伝統ある言語を残そうという努力がみられる一方で、地域のお祭りで使われるのは中国語という悲哀。 pic.twitter.com/QitqUWVQMU
16:15に「大王國中」に到着するはずのバス、念のため16:00には停留所で待つようにしたが、QRコードを読み取ると既に8つ先のバス停のあたりを走っているようだった。じゃあ一体何分前にバス停に着いておけばいいのか。台湾のみなさん、バスの乗り方教えてください……（バイクの免許取るほうが早そう） pic.twitter.com/TMPKoHH3wW
— u5505 (@u5505tainan) December 3, 2022
この日も苦労したバスの乗り方、環島でかなりわかった気がする。いつか別途まとめます。
太麻里駅で1時間も待ったのに、ちょっと離れたところにあるバス停からはそのバスに乗れず、再び太麻里駅に戻り、今度は電車を待ち……。もうくたくた。
— u5505 (@u5505tainan) December 3, 2022
臺東車站から臺東轉運站に向かうバスが謎のムーディーさ。昔スイスの鉄道駅にもこういうのあったけど、あれは麻薬の注射防止だった記憶があるが。 pic.twitter.com/8162wAamVu
身も心もクタクタだったけれど、臺東轉運站近くにある、この鉄道村は雰囲気が良かった。
— u5505 (@u5505tainan) December 3, 2022
原住民の服装をした？合唱隊のみなさんが彼らの言葉でクリスマスソングを歌ってるのは台湾でしか見られない光景だろう。わたしは12月になったいまも半袖半ズボンで旅してますが。 pic.twitter.com/jA3tXQewf2
夕食は轉運站近くのホテル1階のレストラン。やや高めだったけど疲れが溜まりすぎてゆっくり座れるところにしたかった。牛肉の鍋、ビール2杯で600元弱（約2600円）。
— u5505 (@u5505tainan) December 3, 2022
jeny's bar & grillhttps://t.co/BMhwShftGL pic.twitter.com/sQIhFbZaeH
前日に続いてカフェで中国語の単語帳を進める。台南を出発する前に予約していたのは台東までの電車＆宿泊場所のみだったので、翌日以降のプランも練る。
机に向かっての勉強時間は1時間21分。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？