台湾地元食堂の厨房はなぜ「路上」にあるのか
台湾の街中を歩いていてよく見かけるのが、ローカル食堂の調理場が、お店の外側、建物の軒下スペースに設置されている光景である。
これってちょっと違和感がある。
日本だったら、調理場ってお店の奥にありそう。道路に面しているスペースって、景色の良い特等席として、お客さん用の座席になっていることが多い気がする。
どうして、お客さんが店外の景色を楽しめるスペースを削ってまで、そこをキッチンにしちゃうんだろう。
台湾で十何店という飲食店を経営する知人に聞いてみたら、こんな答えが返ってきた。
「屋外に調理場を設置すれば、排気管とかの設備を敷かなくても済むでしょ」
「あと台湾って暑いから。冷房をきかせられる室内スペースはできるだけお客さんが時間を過ごすスペースとして使いたいんだよ」
うわ。なんだかすごく道理にかなっている。すっきりした。そういうことだったのか。
【2022/12/18の日記】
机に向かっての勉強時間は2時間35分。
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