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色鉛筆の油性と水性の違いとは

手軽で揃えやすい画材の一つ、色鉛筆。その手軽さから、はじめて絵を描いてみようと思った人にも人気の画材です。最近では大人の塗り絵などもあり、軽い暇つぶし感覚のものから、プロのアーティストさんまで幅広く浸透しています。

ところで皆さん、色鉛筆には油性色鉛筆水性色鉛筆があることをご存知でしょうか。
当店でもよく聞かれる質問トップ3に入るこの疑問。油性とは?水性とは?なんとなくわかるけど今更聞くのも…という方も、ぜひ参考にしていただければと思います!

油性は油が練り込まれている、水性は水に溶ける

まさにそのままの意味。と思われた方、その通りです。まさにそのままの意味。しかし油が入っているいるとどうなのか、水に溶けるとどうなのか、そこが重要なのです。

まず、油性色鉛筆にはが練り込まれています。
油が練り込まれていることによって、よりねっとりとした描き心地、さらに紙への食いつきも良くなります。そうすると色の発色がとても綺麗に出るため、細密画や写真のようなリアルな絵にも挑戦できます。
また重ね塗りにも適しているので、もちろん色鉛筆の上への重ね塗り、さらには他の画材、コピックや水彩画の上にも色が乗りますので、ミックスして使うのも面白いかもしれません。

続いて水性色鉛筆。水性は水溶性、つまりは水に溶ける色鉛筆です。
こちらの良さは、色鉛筆でありながら、なんと水を使えば水彩画のような表現もできちゃうという優れもの。水彩絵具も気になるけど色鉛筆も気になる…なんて人にもぴったりですね。塗り方によっては、色鉛筆の質感を残したまま水彩画のようにも描けますので、色鉛筆と水彩のいいとこ取りができます。
水を使う際には、水筆なるものがあると便利なのですが…そちらはまた別の機会に紹介しましょう。

いかがでしたでしょうか。油性と水性、どちらの色鉛筆を選択するか、描きたいもの、表現したいイメージ、用途などで選択することをお勧めします。
それでもやっぱり迷っちゃう…という方は、「こんな表現がしてみたい!」とスタッフまでおっしゃってくだされば、なんなりと相談に乗りますのでなんでも遠慮無く聞いてくださいね。

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