見出し画像

【ライブメモ】NELN One-man Live「HEY!」(2022/11/30)

◆概要

「NELN」ワンマンライブ。
現体制初披露となる楽曲を含めての全曲ライブ。

・公演名
NELN One-man Live「HEY!」

・日時
2022年11月30日(水)
開場 18:15/開演 19:00

・会場
渋谷WWW

◆所感

「棘-おどろ-定期公演【棘とおどろ】其ノ三十一」(2022/11/24)以来。

今年4月末に開催された、現体制お披露目以来となるワンマンライブ。

※お披露目ライブのメモはこちら。

約1時間半、新曲を含む、全21曲を披露。
映像演出なし、MCも最小限、ほぼノンストップ。
ライブパフォーマンスを魅せることに特化した作り。

現体制開始から約7ヶ月間、多くのライブを重ねてきた3人。
シンプルだからこそ、その成果が真っ直ぐに伝わるステージだった。

映像作品のような演出だった、お披露目ライブとは好対照。
NELNが目指すもう一つの形を提示されたような感覚。

「MVを中心とする、コンテンツ的な表現」
「ステージを中心とする、ライブパフォーマンス的な表現」

今後のNELNがどちらに重心を置いて、どう進んでいくのか。
そのことが気になる&楽しみになった1日。

楽しいライブ、ありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。

◆メモ

尺:95分(21曲+MC)※19:10開演、20:45終演
SE:あり
衣装:赤衣装

開演~第1ブロック(1~7曲目)

定刻から10分遅れの19:10に開演。

SEが流れて、メンバーが登場。
映像演出が無いことから、前回のような方向性ではないのかなと感じた。

3人が三角形の形に位置取り。
静かなイントロの出だしに合わせて、上手のNATSUMIさんが歌い始める。
「しおさい」からライブスタート。

「SUMMERY」を挟む形で、前半3曲(しおさい、スクエア、irony)と後半3曲(STMN、coin、Mole Night)が分かれるような構成。

NELNの今までの歩みを表しているような印象を受けた。
表現(方向性)の変化、その中でも変わらない核となるもの。
それらを感じることができたブロック。

4曲目「SUMMERY」
このブロックで中核を担っていたのはこの曲かなと思った。
久々に聴いた気がするけど、力の抜け具合が今まで以上に程よくて、聴いていて心地よかった。

5曲目「STMN」
6曲目「coin」
7曲目「Mole Night」
現体制から生まれた楽曲を3曲連続で披露。

この3曲でライブとして盛り上がる流れが作れること。
今のNELN特有の魅力だと思う。

正直、初披露時には想像できていなかった。
ライブを積み重ねて、曲を成長させてきたからこその景色。
後述する後半もよかったけど、個人的にはこの3曲が現体制7ヶ月間の集大成だなと感じた。

「Mole Night」終了後、メンバーが退場して間奏が流れる。
間奏が終わり、メンバーが再登場。
次のブロックへ。

第2ブロック(8~11曲目)

「ノンフィクション」「ストロベリー」「デジャヴ」「REM」の4曲を披露。

NELNが持つ「楽しさ」「明るさ」をまとめたようなブロック。
「REM」のラストの手を振る場面、中盤のピークとしてよかった。

MC(1回目)

自己紹介。
その後にライブについてトーク。

3人ともWWWに来るのは初めて。
皆の顔が思った以上に見える。
緊張していたけど、出てきた瞬間、安心感があった。
メンバーカラーのお花が可愛かった。
思ったより会場が大きくて、ドキドキしている。

第3ブロック(12~14曲目)

「MILK」「snow light」「ころがる」の3曲。

前のブロックから一転。
感情的な楽曲を集める構成。

表情、表現の切り替えは見事。
一旦MCを挟むという選択もスイッチの役割と果たしていた印象。

率直に3曲とも好きだなと改めて。
「これらの楽曲も含めて、NELNなんだよな…」と思った。
陰陽どちらもあってこそ、ニュートラルが活きる。

14曲目「ころがる」
現体制、初披露。
待ちに待った…と言っても過言ではない。
流石に高まった。

NATSUMIさんの感情がこもった歌声を聴けたのも嬉しかったけど、一番印象に残ったのはQLMIさんが歌ったソロパート。
終わった後に思わず会場から感嘆の声が漏れるぐらい圧巻だった。

久々に聴いても強い曲。
折角解禁されたのであれば、対バン含めて、披露していってあげてほしい。

「ころがる」終了後、メンバーが退場して間奏が流れる。
恐らく「dawn」のアレンジ。
次のブロックへ。

第4ブロック(15~17曲目)~本編終了

「dawn」「mimic」「ワンダーフォーゲル」の3曲披露。
本編ラストということで、アゲ曲で締め。

15曲目「dawn」
歌い出しは前曲(ころがる)の感情が残りながら、徐々に楽しさが増してきたような感覚。

そこから「mimic」「ワンダーフォーゲル」は楽しさ全開。
トップスピードでゴールまで駆け抜けていった。

「ワンダーフォーゲル」終了後、挨拶して退場。
20:25、本編終了。

アンコール(前半)

拍手に応えてメンバーが再登場。
アンコールがスタート。

アンコール1曲目「税金なんてわかんない」
まさかの楽曲がここで登場。
(QLMIさんのアイディアとのこと)

何でかわからないけど、すごく楽しかった。
終演後に聞いたけど、後ろでマサイしてる人もいたとのこと。
メンバーもオタクもこの曲の楽しみ方に習熟してきたのかもしれない。

アンコール(後半)

MCを挟んでアンコール後半。
初披露となる新曲「JUKE」からスタート。

アンコール2曲目「JUKE」
爽やかだけど切なさもある、NELN特有の絶妙なバランス感。
音源でも感じていたけど、ライブだと更にピーキーな印象。
不安定だからこそ、揺さぶられるものがある…みたいな感覚。

初披露で緊張もあったと思うけど、しっかり演じた3人が見事。
ライブを重ねていけば、もっとよくなる予感がしてワクワクする。
来年の夏フェスなど、青い空の下で聴いてみたい。

アンコールラストは「オレンジ」「ゆらゆら」の2曲。
NELNの締めはやっぱりこの曲たち!
最高に楽しかった…。
オレンジでNATSUMIさんからレスもらえたのも嬉しかった。
ありがとうございました。

「ゆらゆら」を終えて、最後に記念撮影。
(NELNポーズ&自由)

最後に御礼を伝えて退場。
20:45、終演。

◆セトリ

本編

SE
01:しおさい
02:スクエア
03:irony
04:SUMMERY
05:STMN
06:coin
07:Mole Night
間奏
08:ノンフィクション
09:ストロベリー
10:デジャヴ
11:REM
MC
12:MILK
13:snow light
14:ころがる
間奏
15:dawn
16:mimic
17:ワンダーフォーゲル

アンコール

EN01:税金なんてわかんない
MC
EN02:JUKE
EN03:オレンジ
EN04:ゆらゆら

◆関連ツイートまとめ

メンバー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?