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【レジンアレルギーとは】

こんばんは、Ualegrarです。
昨日はレジンの種類についてお勉強しました↓↓

今日はレジンアレルギーの症状や、アレルギーの原因についてのお勉強です。

レジンを使用した際に皮膚の痒みや赤み、痛みや水膨れなどの症状が起きた場合はレジンアレルギーの可能性が高いです。涙や咳、鼻水が止まらなくなったり、粘膜の炎症が起きたり、重篤な場合はアナフィラキシーショックを引き起こし、死に至る場合もあります。全身の症状としては、アトピー性皮膚炎に類似することが多いとされています。また、多くは使用してすぐに症状が出ますが、まれにレジンに接触して数日経ってから症状が出ることもあります。

レジンに対するアレルギーが世界で初めて報告されたのは1941年で、【MMA(メチルメタクリレート)】によるレジンアレルギーです。
メチルメタクリレートとは??芳香臭のする液体で、アクリル性樹脂の原料や塗料の原料として使われることが多いです。このMMAは吸い込むと気道を刺激したり、皮膚に接触するとアレルギー性皮膚炎を引き起こすことがあります。
また、発がん物質も無視できません。ベンゼン・アンチモン・ビスフェノールA‥‥と言った人体に有害とさあれる化学物質は、敏感肌の人にとっては刺激物となり、アレルギー反応を起こしてしまいます。

ここまでは使い方や状況によっては危険な成分が入っていることはわかりましたね。
では、アレルギーになってしまうそもそもの起因はなんでしょうか?
主な原因は硬化されていない部分や、レジン液そのものから化学物質が流れ出し、傷口や気管、粘膜などからアレルギーを引き起こすとされています。硬化前の液体状のレジンでは揮発性があるので、喘息や鼻炎を生じることもあります。
そしてレジン液そのものにも有害成分がありますが、硬化時にもごく少量ではありますが有害物質が発生します。この有害物質にもアレルギー反応は起こりやすいです。
また、硬化したレジンを研磨する場合には、細かい粉塵が発生します。この粉塵も吸い込んでしまえば、アレルギー発症の原因となります。
最近では整髪料・接着剤・ペンキ塗料・アクリルネイルやジェルネイル・マツエクなどで使用されたレジンに皮膚が接触していくうちにアレルギー体質になる可能性も考えられています。ここ最近になりレジンアレルギーが急に増加したのは、こういった原因の他に、レジンを使用することが自宅でも気軽にできるようになりレジンに接触する機会が増えたからとも言えます。
アレルギーの厄介なところは、子供の頃は平気だったのに、大人になると突然発症するというところです。言うなれば子供の頃から接触していくうちに、どんどんアレルギー体質に向かっていく状態ですね。これは花粉症などでも同じことが言えます。

今日はレジンアレルギーに関して少し難しいお話をしました。すっごく珍しく難しかったですね。文字ばっかり😆しんど。。。。
読むのも面倒かもしれません。ですが、危険な部分、そして根本的な原因についてしっかりお勉強して、防げるものは防ぎましょう!!むやみやたらに怖がる必要はありません。安全に扱うにはどうしたらいいかを対策すればいいのです。そして皆さんに楽しく制作していただきたいなと思っております。
では、次回は、そんなレジンアレルギーにならないための対策のお勉強をしましょう。
それでは、また次回。

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