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ネコと和解せよ

ネコがわたしたちをとおして勧めをなさるのであるから、わたしたちはネコの使者なのである。ネコの和解を受けなさい。
                 ネコリントの信徒への手紙二5章 20節


地と人はネコのもの

床で寝そべっている猫をみると、世界は自分のものだと思っていそうだなあ、と感じます。そんなネコさまに捧げるネコさまのためのデジタルツールを考えてみました。

ネコを捨てた世は滅びる

猫を捨てる人間は滅びてしまえと思いますが、なかなか捨て猫がなくならないのが現実です。せめて、保護猫と猫を飼いたい人のマッチングアプリがあればいいなと、考えています。
いまもマッチングアプリのような検索サイトはあるのですが、現在保護している猫から条件を検索して譲渡申し込みをする仕様になっています。できれば、事前に要望や条件、譲渡希望者の状況を登録しておいて、条件に合った猫が保護されたら通知が自動で来るようなものがあると、保護猫と譲渡希望者のすれ違いが減るのではないかと思うのです。
具体的な仕様は以下の通りです。

猫と人を結ぶマッチングアプリ

ユーザー登録: 利用者はアカウントを作成し、個人情報と猫に対する希望条件を登録します。

猫の情報登録: 保護やボランティアから保護猫の情報を収集し、データベースを作成します。情報は、性格、年齢、健康状態の特徴、などが含まれます。

マッチングアルゴリズム: 登録されたユーザーの要望と保護猫の情報を元に、適切な猫を見つけるためのマッチングアルゴリズムを開発します。 アルゴリズムは、希望条件の一致度合いや優先順位に基づいて猫を決めます。

自動通知システム:マッチングアルゴリズムが条件に合致する猫を見つけたら、ユーザーに自動的に通知が送られる仕組みを作成します。通知はLINEだと見逃しが少なさそうです。

プロフィール表示: 猫の詳細なプロフィールを閲覧できる機能を提供します。写真、特徴、性格、過去の経験などの情報が含まれると、譲渡希望者がより良い判断を下せます。

コミュニケーション機能: 譲渡希望者と保護施設との間で、アプリ内のメッセージ機能を使って質問や面談のスケジュールジューリングのやり取りがスムーズに行われるようにします。

レビューと評価: 里親になった後のレビューや猫の成長記録などをアプリ上で共有することで、他の譲渡希望者にとって参考になる情報を提供したり、不適切な譲渡希望者を排除したりできます。

こんなアプリがあれば、保護猫と譲渡希望者が繋がりやすくなり、猫も人間も幸せになれる機会が増えそうです。
(猫を含めた愛護動物を捨てる行為は犯罪行為です。遺棄罪にあたり、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。絶対にやめましょう。)

人の道も行いもネコは見ている

猫は人間が家事や作業しているところを、高い場所からじっと見ていることが多いです。
そして、(猫好きな)人間も猫を見るのが大好きです!猫を飼っている人は自宅にペットカメラを導入して、仕事の合間に猫の様子を確認したりするのが、最高の癒しなのですが、問題がひとつあります。カメラの範囲内に猫がほぼいないということです。
棚の上に登ったり、キャットタワーでくつろいでいたりと、画角内におさまってくれていることはまずありません。小型のドローンで猫を追跡しながら映像を残してくれるカメラアプリがあれば、毎日のお仕事も頑張れそうなのです。
アプリの詳細は下記になります。

追跡ドローンで猫の見守りカメラアプリ

ドローン制御機能: アプリには、ドローンを制御するための機能を搭載し、ドローンの飛行ルートや高度、速度などを設定できるようにし、猫を追跡するための動きをスムーズに制御できるようにします。

追跡機能: ドローンは猫を自動的に追跡できるようにする機能を組み込みます。猫の位置を検知し、ドローンがそれに応じて動くようにすることで、自動追跡が可能になります。

映像撮影機能: ドローンに搭載されたカメラで猫の映像を撮影します。

ライブストリーミング: 猫の追跡中に、撮影した映像をリアルタイムでスマートフォンにライブストリーミングできると便利です。これにより、遠隔から猫の様子を観察できるようになります。

映像保存: 追跡した映像をアプリ内で保存できるようにします。これにより、後から猫の行動を振り返ることができます。

マーキング設定: 複数飼いの場合、特定の猫を選択し、その猫を優先的に追跡するようにマーキング設定を追加します。病気や体調不良の猫がいる時はこの機能があると少し安心できますね。

安全機能: ドローンが安全に飛行するよう、障害物検知機能や防止機能を組み込むことが重要です。猫や周囲の環境を傷つけないように配慮する必要があります。

他にも、猫がストレスにならないように静音設計が必要だし、小型にしすぎると猫が獲物にしてしまう可能性もあるので、サイズは熟考しないといけません。いろいろと課題はありますが、実現したいです。

真のネコは人を愛し その罪を取り除く

猫が人間の目を見て、ゆっくり瞬きをしたり目を細めたりする動作は「好き」という気持ちの表れです。もちろん、このことを知らなくても、猫を飼っている人は猫の愛情をたびたび感じることができます。
足元にすりよって来てくれたり、帰宅時に玄関まで迎えに来てくれたり、隣で寝てくれたり。そんな猫の愛情をもっとしっかり受け止めて理解できるようなアプリがあれば、猫飼い大歓喜です。
猫の鳴き声を翻訳するアプリはありますが、そもそも猫は声よりもボディランゲージの方をよく使います。
猫の気持ちをより理解できるアプリの構想がこちらです。

猫の気持ちを教えてくれるサトリアプリ

音声解析:猫の鳴き声をマイクで録音し、AI音声解析技術を活用して鳴き声を分析します。喜び、怒り、不安、飢餓などの気持ちに応じた鳴き声パターンを判別します。

画像解析:カメラ機能を使って、猫のボディランゲージを解析します。耳の角度、尾の姿勢、口の開き具合などの情報から、リラックスしているか、緊張しているか、遊びたいかなどの気持ちを推測します。

ポーズ・動きのデータベース:猫の様々な行動やポーズのデータベースを搭載します。AIがこれらのデータを学習し、新たな状況に対して適切な解釈を行えるようにします。

ユーザー入力とフィードバック:ユーザーが猫の行動を観察し、アプリが示す気持ちの解釈が正確かどうかをフィードバックできる機能を備えます。アプリの精度向上に寄与します。

トレーニングモード:ユーザーが猫の鳴き声や行動を記録してアプリに教えるトレーニングモードを設けます。これにより、個々の猫に対応した解釈ができるようになります。

リアルタイム感情表示:解析結果をリアルタイムで表示します。例えば、猫が喜んでいるときは笑顔のアイコン、不安なときは疑問符のアイコンなどで状態を示すことができます。

気持ちの可視化:過去の鳴き声や行動のデータを基に、グラフやチャートなどを用いて猫の気持ちの変化を可視化します。

ユーザーガイド:尻尾を立てている時は機嫌がよいなどの、猫の行動をより正確に理解できるような知識を提供します。

こんなアプリがあれば、猫とのコミュニケーションを深め、猫の気持ちをより理解することができそうです。また、猫の気分がすぐれないことが続いていれば病気を疑うなどの、体調管理にも役立てそうです。

時は満ち、ネコの国は近づいた

以上、猫好きが作成してみたい猫のためのデジタルツールでした。猫と猫飼いが幸せになれるツールがもっと増えますように!


職場で使えるデジタルツールを模索中な記事を書いています。
黒猫ミューくんの画像いっぱいなので、ネコさま好きな方は読んで下さるとうれしいです。


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