小説は正しく服用しましょう
心を掻き乱す小説ばかり読んでいると精神状態も不安定になってしまうから、気をつけるようにしたい。
バランスの良い読書を心がける。不条理な本のあとには論理的な本を。悲劇的な本のあとには希望のある本を。
昔はこうしたことを意識的に心がけていたし、あえて心の平穏を目指して本を選んでいる時もあった。
けれど、最近はついつい面白さにかまけて不穏な本ばかり手に取ってしまい、気がつけば日常生活に支障がでている。
悪夢ばかりみて、朝起きたときすでに疲れていたり。ぼんやりして何もできなくなったり。晩御飯を食べてすぐ風呂も入らず寝てしまったり。
ひとりで生きているのなら、どんな精神状態でもいいのだけど。こんな状態だとわたしの大切な人たちが心配してしまう。
世界が曖昧になってしまわないように
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