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増殖のかけ方すゝめ

一般的?にかどうかは分かりませんが、アグラオネマピクタムの増殖方法と言えば芋を小刻みにしてアロンで蓋して、水苔に寝かすとか小さいままの芋を鹿沼かなんかに植え込んで新しい芽が出るのを待つのが普通?かどうかは知りませんが、そんな感じだと思います。
しかしこれ、一番遅いし予後もとても悪い方法だと思っています。そして、後もめちゃくちゃ遅いです

一番良いのは株元から芽吹いて来たものをこんな風に親と一緒にそのまま大きく葉っぱ2、3枚程度まで大きくした後に分離が早いし、予後も良いです。

前者は無理やり増殖する方法かな。

私は6本立ちのワイルドな姿が見てみたいのでこのまま育ててみますが。

しかしながら泣く泣く芋を切断せざるを得ない場合もあるかと思いますが(丈詰めなど)その場合はボールや潜伏芽があれば水苔に密閉でパンケースかなんかに放置してれば健康体の物なら、ひと月程でドリルが上がって来ます。
この時しばらくして芋が溶けてしまったら前段階が悪くてその延長で解けてしまったと思った方がいいかも。これは輸入と同じですね。輸入も国内で買うのもそれまでどんな状態であったか?どんな方法、環境で増やされたか?が大事かなと。一旦悪くなった物を後からどう頑張ろうが年単位とか掛かってしまうのがサトイモ科。中には年かかっても数枚から動かないなんてのも。

それからあまり欲を出して小刻みにしすぎるのもかえって遅くなりますね。ある程度まで大きくしたものを芋から分離するのはそうそう影響なさそうな気がする。根が数本だろうと。

つまり太い芋を大きめにカットしてワイルドに増やしてみてください。意外と早く行きますし、予後も良いです。

育成環境や用土や液肥、固形肥料、風の動き。
皆さん色々研究されていると思いますが奥が深くて面白いですね。

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