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【学習】プログラミング学習のすすめ!入門者が知っておくべきポイント

プログラミングとは、コンピュータに指示を与えるための言語(プログラミング言語)を使って、課題を解決すること。

プログラミングを学ぶ上で、実際に手を動かしてみるに越したことはありませんが、そのためには、基本的にパソコンなどでプログラミング環境を構築する必要があり、入門者の方にはハードルが高いかもしれません。

そこで、プログラミング経験ゼロからスタートする方にとって、少しでも役立つ情報を提供できればと思います。どちらかというと、技術的なことよりも予備知識的なことをお話しようと思います。

目的意識は軽いもので良い

まずお伝えしたいのは、プログラミングを学ぶにあたって、目的意識は軽いもので良いということです。

実際、学習する中でプログラミングそのものが楽しくなったり、新しい目標ができることはよくあります。重要なのは、学び続けることです。学び続けることで、新しい発見や目標が生まれることがあります。

入門者向けのプログラミング言語

プログラミング経験ゼロの方は、Python から始めれば十分です。私が大学で最初に学んだ言語でもあります。

Python は、シンプルで見やすく、様々な分野で利用されているプログラミング言語です。入門者でも比較的簡単に習得することができます。世界で最も人気のあるプログラミング言語でも、1位を獲得しています。(2023年5月現在)

プログラミング環境

プログラミングをするためには、ソフトウェアのインストールやファイルのダウンロードなど、環境を整える必要があります。しかし、今回は入門者向けということで、Google Colaboratory (Google Colab)というサービスを紹介したいと思います。

Google Colab は、Web ブラウザ(Google Chrome など)でアクセスできる無料の Python 実行環境です。特別な設定やインストールも不要で、誰でも比較的容易に利用することができます。

詳しい使い方については、「参考/関連ページ」にある note 記事をご覧ください。分かりやすくまとめられています。

10の基礎的なトピック

Python に限らず、多くのプログラミング言語に共通する基本的なトピックを紹介します。多くの Web サイトでまとめられているので、適宜キーワードで検索してみると良いです。

変数variable
データ型data type
演算子operator
入出力input / output
条件分岐conditional branching
繰り返しloop
関数function
モジュールmodule
コレクションcollection
クラスclass

また、プログラミングに関連する重要な単語を補足しておきます。

プログラムprogram):
・コンピュータが実行する一連の命令
コードから作成される

コードcode):
・プログラミング言語で書かれたテキスト
プログラムを作成するための材料

プログラムの基本構造

基本的には、プログラムの規模に関係なく、3つの要素だけで構成されています。

順番に実行する
条件によって実行する条件分岐
繰り返し実行する繰り返し

もちろん、実行される処理内容を理解する必要はありますが、特別に難しく考える必要はないです。

学習スタイルの変化

プログラミングを学び始めた人にとって、それまでの紙とペンでの学習スタイルから、パソコンでの学習スタイルに慣れるまでには、これが意外と時間がかかります。私もそうでした。

手書きの感覚とは全く異なるので、最初は中々頭に入ってこないかもしれません。ある意味、新しい技術や習慣を身につけるようなものですからね。

そのため、知識のインプット以上に、実際に手を動かして経験のアウトプットを増やすことが、プログラミング習得への近道だと考えています。

書籍よりも Web サイトを調べる

最初は書籍を買うより、入門的な Web サイトを調べることを優先すると良いと思います。

確かに、分かりやすい書籍はたくさんありますが、どうしても出版時までの情報になってしまい、最新の情報ではない可能性があります。

また、知識や経験がないうちは、書籍で扱われている内容が、自分にとって適切かどうかの判断が難しいです。よく読んでみると、「本当に欲しい情報とは少し違うかも...」ということになるかもしれません。

書籍を購入するタイミングは、より専門的な目的を持ったときや、ある程度の知識を身につけたときに、自分に合ったものを選べるようにするのがベストだと思います。

英語に慣れる

ここまで読んでいただいた方は、「10の基礎的なトピック」で説明した単語について、英語が記載されていたことにお気づきでしょうか。

プログラミングでは、英語に接する機会が多くあります。例えば、ドキュメントやエラーメッセージ、コードの内容など。特に、最新のプログラミング技術やインターネット上の情報、つまり開発者が発信するものは英語で書かれており、その情報量も圧倒的に多いです。そのため、英語に慣れておくと良いという話です。

まぁ…とは言え、今は翻訳技術の精度も上がっているので、英語が全く分からなくても、あまり心配する必要はないと思います。ただし、毎回翻訳するのは手間がかかるし、効率も悪いです。プログラミングを学ぶ中でよく目にする英語があれば、理解できるようにしましょう!

Bing AI を使う

話題となった ChatGPT と同じく、自然言語処理モデルをベースにした対話型の AI サービスです。個人的にはこちらの方が、個人利用という点では使用感は非常に良いです。Microsoft のアカウントを持っていれば、Edge で無料で利用できます。回答モードは3種類あり、その中でも「厳密」というものをよく使っています。

Bing AI をおすすめする理由は、学習効率が上がるからです。例えば、次のような質問をします。

Python の条件分岐のコード例を提案してください。

これに対する Bing AI の回答は、次の通り。

Python の条件分岐には、if、elif、else 文があります。以下は、簡単な例です。

x = 10
if x > 0:
    print("xは正の数です")
elif x < 0:
    print("xは負の数です")
else:
    print("xは0です")

この例では、変数 x の値が正の数か負の数か0かを判定し、それぞれに応じたメッセージを出力しています。

このように、Bing AI は概要を説明するだけでなく、コード例も解説してくれます。また、コードを載せて質問することで、コード内のエラーや誤字脱字などを指摘して修正してくれます。ぜひ活用してみましょう!

最後に

プログラミングの世界は広くて深いです。最初は難しく感じるかもしれませんが、一歩一歩進んでいけば、必ず楽しい発見や成果が待っています。

継続とアウトプット、大事!

最後になりましたが、数あるサイトの中からこの記事を最後まで見てくださった方にお礼を申し上げます。どうもありがとうございました!

少しでも参考になれれば幸いです。


参考/関連ページ

【Python】

【人気のあるプログラミング言語】

【Google Colaboratory】

【Google Colaboratory の使い方】

【プログラムの構造】

【Bing AI の使い方】

【プログラミングって何ができるの?/好きになっちゃう放課後】

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