VSTHostのInとOutボックス

素人でも出来る耳コピのやり方:3(オーディオ環境設定に悪戦苦闘)

※この記事は、元々2016年7月7日にはてなブログに書いたものです。
当時「コーラを振るだけ」動画制作の為に自力で耳コピをする必要があり、色々調べて纏めていました。
情報が古かったら、すみません。

区切り線

音がショボいよーーヽ(`Д´)ノ

とにかく、Windows標準搭載の音源「MSGS」(Microsoft GS Wavetable SW Synth)で作ると、限界がありました。
まだイントロしか作ってないんですけど、バックで聞こえるサイレンっぽい音が私には出せないし、低音もしょぼくて迫力が出ません。

1. Reaperを使ってみた

最初は、ここ→「DTMハイパー初心者講座 八章 VST環境の導入」のサイトとにらめっこして、「Reaper」「MIDI Yoke」「asio4all」というソフトをインストールしてDominoと接続し、フリー音源の「Synth1」「Proteus VX」を反映させてみました。


【Reaper】
DTMソフト。DTM制作ツールの事を、通称DAWって言うらしい。

【MIDI Yoke】
DominoとReaperを繋げる、仮想MIDIケーブルソフト。

【asio4all】
ASIO対応でないサウンドカード(パソコンに最初から付いているオーディオ端子とか)を擬似的にASIO対応にするソフト。直接的に鳴らすらしいので、音の遅れが減るらしい。後、音質も良くなるそうです。

流れとしては、Reaper → MIDI Yokeケーブル → Domino となってます。
Synth1はスムーズに動きましたが、Proteus VXを反映させようとした所で、問題が。

Reaperを起動して、Proteus VXを読み込み、設定をしてからDominoに繋げようとした所で、ほぼ毎回フリーズします。
大丈夫な時もありましたが、8割以上ダメでした。
この設定をするのに1日掛かり、原因を探して1日掛かり、結論としては「相性が悪いから仕方がない。」となりました(´д`)

Synth1という音源は、シンセサイザーっぽい音源で、それしかありません。
しかしProteus VXというのは、色んな音源が入ってて音質の評価も高く、音の種類も豊富(1024個あるらしい)という、至れり尽くせりな音源です。
しかもフリー。
これと相性が悪いなんて・・・。

区切り線

2. VST Hostを使ってみた

それで、今度はここ→「初心者になるための耳コピMIDI講座 #02 オーディオ環境の導入」のサイトとにらめっこ。
Reaperの代わりに「VST Host」と言うソフトを使ってたので、それだけ変えて再設定。
しかし、接続ポートで問題発覚。
MIDI Yokeだと、デフォルトで8つしかポートがない。
説明サイトでは、16個のポートを使っていた。
どうにか増やせないかと思って調べた所、コントロールパネルにMIDI Yokeのボタンがあるから、それを押して数字を増やせば解決・・・とまで分かりましたが、全く反映されません。
どうやらMIDI Yokeは古いソフトらしく、私のOSじゃダメだったみたい。
仕方がないので、サイトで説明されてた別の仮想MIDIケーブルソフト「loopMIDI」を入れてやってみました。

やってみたのはいいのですが、ここのサイトさんってば色々音源やらツールやらを入れてって言ってるから、設定だけで1日以上掛かっちゃいました。
どれが必要なのか、どれが必要じゃないのか私には分からなかったので、言う通りにするしかなかった・・・。

何とかDominoから音が出たのは良いのですが、別の問題が発覚。
別の音源で音を鳴らすと、パーカッション系の音の順番がめちゃくちゃになるので、設定し直さないといけない。
だったら、Dominoを2つ立ち上げて、1つはMSGS、もう一つはProteus VXで鳴らして、音を聞き比べてデータを並べ変えればいい・・・と思ったのですが、MSGSが反映されない。
VST Hostを終了すれば、MSGSの音源が使われるのですが、それじゃ困るっ!!
両方使いたいのよ、私はヽ(`Д´)ノ
「VST Host側で音源指定すればイイんだろう!?」って思って、MSGSのサウンドフォント(音色)を探して見つけて反映させてみたものの、パーカッションだけがどうしても上手く行かない。
設定した時は、ちゃんとドラムの音とか出るのに、再生するとピアノの音に変えられちゃう。
これじゃ困るのぉーー!!!

区切り線

3. 救世主登場

夜中まで悩んでて、帰ってきた夫に相談したら、あっさり解決。
VST HostのWave Devices設定のOutput Portを「MME:Microsoftサウンドマッパー」にするだけだった。
要は「asio4allを使うな!」って事でした(´д`)
ASIOの仕様として、「排他モードしかなくて、ASIO以外の音が出ない」というのがあるそうです。
夫はそこに「ピン!」と気づいて、「asioを設定してる所ない?」って聞くから、「確か、Wave Devicesだったかなぁ・・・?」となって、すぐに解決しました。
・・・2分位で(´・ω・`)

夫、無敵かよっΣ((((゜Д゜;))))!!!

忘れないうちに使い方を纏めようと思って、現在記事を書いています。
・・・出来事だけで、こんなに長くなっちゃった(;´・ω・`)
使い方そのものは、明日纏めよう・・・。

そうそう、「loopMIDI」はWindowsを終わらせる前に終了させないと、何か不具合が起こるそうです。
何だよそれ、コエェーーーよっΣ((((゜Д゜;))))!!!

区切り線

今回は、ここまでです。
次回は、VST HostとDominoの操作方法を纏めた話です。

※内容は、上記のブログと殆ど同じです。

モチベーションにも繋がりますので、宜しくお願いします!