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2年目デビューの4月1日

2時間くらい布団の中で眠りが来るのを待っていた夜。いつの間にか寝ていたので、いつのまにか起きた。あんまり快晴!って感じではなくて、今日が新〇〇の人の朝はどうだったろうなと思ったり。
顔を洗ってメイクをする。いつもの手順をひとつ飛ばしてしまったりして、ちょっとバタバタ。服を悩む。営業じゃないから服は自由になるけれど、普段の服ともちょっと変えたい。初日だし、自分が背筋をのばせるかっこよくてテンションあがる服。
朝の電車は遅れていた。ちょっとひやひやするけれど、乗り換えで巻けるところもないし、このまま電車に乗るしかない。気持ちだけが逸る。
会社について、朝礼に滑り込む。
新入社員の後輩がいる。1年前の自分のポジション。自分が異動して初日だからか、2年目の自覚はまだない。

朝礼から帰宅、新しい席。まだ何も置いていない机に、スッキリとフォルダをまとめたデスクトップ。
編集長にちょっと話そうと呼ばれて、1時間半。デスクにちょっと話そうと、1時間。
ちょっとの前にはお手洗いに行こうと心に決める。覚えること沢山、情報量がとんでもない。

新しい企画、わくわくする。
世間話になかなかついていくのは難しいけれど、会話のテンポは馴染みがあるような。おしゃべりできるようになろう。ちゃんと声出そう。

お昼ごはん、先輩に連れて行ってもらった。嬉しい。何が食べたい?の回答はいっつも難しい。ごにょごにょしてしまって、ちょっぴり反省。

夜、彼氏さんが会社まできてくれた。仕事終わりのデートごはん。1日楽しくやれたつもりだったけれど、疲れていたことを自覚する。ゆるむ。ビル街には歓迎会のような、入社式後のスーツ集団がたくさんいる。手を繋いですり抜ける。スーツって不思議だ。4月と3月を分けてくる。

私服からスーツ、スーツから私服のなかの働く服に。自分が機嫌良くいられる服。仕事できそうとハッタリがかけられる服。そう簡単に4月にはなれないから、見かけだけでも。見かけからでも変えていこ。
このnoteも2年目に入った。たいして変わらないかも、いつの間にか変わるのかも。

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