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わたしと夏フェス8月15日

はじめて夏フェスにきた。
ーーRock in japan 2023!
音楽と熱い日差しと雨にまみれた1日は、非日常感がすごくて、今日仕事帰りなことが不思議に思える。

アンジュルム、モー娘。Juice=Juice。
アイドルってよく考えたらはじめて見たかもしれない。
みんな可愛くてちょっとびっくりする。
モニター越しに映る彼女らは、テレビ越しに観るのと似ているから、納得ができる。でも、裸眼でみても同じ顔がいることにびっくり。
ガラス越しのフィルターがなくても、アイドルはアイドルなのか。

いま沢山アイドルはいるけれど、ハロプロのアイドルの彼女らは、みんな強さがあってよかった。かっこよかった。
何だか彼女たちは消費されてなかった気がする。かっこよさを伴うかわいさに勝てるものはないってこと?

あとwacciもよかった。
強めの自信と煽りが雨の降る野外ステージにはよく似合う。

でもやっぱりYOASOBIが好きだった。
ラジオを1年間聴いていたから勝手な親近感のある彼ら。
アイシャドウを強めにひいたいくらちゃんは、オリジナルな強さをもっていたし、
タトゥーが増えたあやせさんは興奮が伝わってきて、それを音楽にのせてて最高だった。


30分間、滝行のように雨に打たれたこと。
アイドルのコールを全力でやる面白さ。
会場にいる人で合唱した歌が無音に響いた美しさ。
YOASOBIが歌うバラードに揺れる観客のライト。
アンコールでアイドルが流れたときの会場のボルテージの上がり方。
帰りのバスで目が覚めたら、ぜんぶ夢みたいに感じられたこと。

何だかぜんぶ再現性がなくて、感覚でしかなくて、すり抜けていってしまいそうな楽しさだった。どこにも証拠はない。でも確かにあそこにいたし、音楽を聴いたし、叫んだのだ。
そんなことを寝ぼけて朝から一重になってしまった鏡越しの自分をみていて思っていた。

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