見出し画像

邦楽CDを何年ぶりかに買った。クリープハイプ、いい!

元旦に「百円の恋」という映画を観て、そのエンディングで流れた歌が映画のお話の続きみたいになっていて、ものすごく泣ける映画だったので泣いたまま耳から脳に入ってきて、また聴きたくなったのでCDを買いました。

「百八円の恋」のミュージック・ビデオも映画とリンクしているのだけど、登場人物が映画の中の別の人だったりして、とにかくそういう後を引くように繋がっていくなかでさらに別の世界へ連れて行ってくれる。とても上品なマーケティングのような効果がとにかくいろいろうまい。

忙しいギターと高音声という組み合わせが気持ちいいのは、ちょっと激質が高まっているせいもあると思うけど、「明日の朝恥ずかしくなるいつものやつ」とか、歌詞の中にいくつもたまらないフレーズがある。

歌詞が女性主語の「大丈夫」という曲の微妙なやさぐれ感が昭和っぽくておどろく。なんだこのセンス! 「本当」の歌詞もほんとうまい。

とても誠実で頭のいい若者達が、いろいろ悩みながらやってる感じに励まされます。今年はこれ聴いてがんばる。普通の毎日で良いから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?