見出し画像

【無料公開 徹底解説!】FX戦況の見極め方

今は外貨最強時代。なんとなく、USドルを買う。なんとなく、GBPを買う。
なんとなく…でも勝てる時代です。
とはいえ、永遠に続くトレンドはありません。常に変化に備えなくてはならない。
この記事では、押さえておくべきFX戦況の見極め方を徹底解説しました。
永久保存版として、FXトレーダーの役に立てれば嬉しい限りです。

インタビュー形式で分かりやすくしていきますね。

以降、太字=インタビュアーとします

FXって為替取引、投資ですよね?

戦況という言葉。
なんだか、戦(いくさ)っとFXが
結びつかないのですが・・?


そうかもしれませんね。

FXは投資とも、ギャンブルのように使われることもあります。

FXは上下に分かれた二つの国の戦です。

イメージしてみてください。

USD JPY(ドル円)であれば、

下から上に向かって進軍する赤軍USD

上から下にむかって進軍する青軍JPY

各国、途中で陣をひきながら、
相手国に攻め入り、占領していくわけです。

「陣」というのがイメージ沸かないのですが・・

例えば青のJPY軍が、自分の国を出発して、USD国に入っていくわけですが、

それはそれは長い道のりなわけです。

途中、兵を休めないといけませんし、

戦に重要な拠点であれば、
押さえておきたいんですね。

兵が重い荷物を持ち、歩いている姿を想像してみるといいですね。


なんとなく、山の中の絵が浮かんできました。みんなヤリを持って・・
たしかに休む場所も必要ですね。

重要な拠点というのはどういう所なのでしょうか?

自分たちの戦いを有利にする場所、ですね。

例えば・・

山の上。

見晴らしがよく、相手の動きを把握できます。


川の近く。

食糧に並び重要な、水資源を確保できます。


そこに「陣」をひくわけですね。

そうです。

テントのような仮設もありですが、

城のような建物を築けば、より完璧ですね。


これがFXにおける
トレードポイントと
呼ばれるところです。


具体的には??


直近の高値・安値、終値です。

いずれもDay(日足)以上のチャートで見ていきます。


でも一番重要なのは、
長期線(移動平均線)ですね。


中でも重要な拠点ということですね。


そうです。

たとえるなら、国境ですね。


山の上や川近くも、自分たちの戦を有利にしますが、

国境の重要度には及ばないですね。


どのように見ていけばよいのでしょうか?


USD JPY(ドル円)のチャート見てみましょう。

青い横波線、これが移動平均線の長期線です。

設定は75日間の平均です。


この線が国境だと思ってください。


上に攻めるUSD、
国境の長期線より上にありますね。

この重要拠点を押さえているのは、
赤のUSD軍ということです。


なるほど。
写真、3枚ありますね。


そうです。

Month(月足)、Week(週足)、
Day(日足)

3つの時間軸で
見ていくことが大切です。

これらは、
「上位足(じょういあし)」と
呼ばれます。


3枚の写真を見ると、すべて長期線よりも上にありますね。


そうです、全時間軸で、USDが優勢。

ドル円は、
非常にわかりやすい「戦況」になっています。


実際にトレードポイント、
見てみましょう。

より具体的なイメージが
できてくるはずです。


USD JPY ドル円の戦況

まずはさらっと眺める程度で
大丈夫です。

画像1


文字、数字だらけですね・・

ちょっと「うっ!」ってなりますよね。

ひとつずつ、見ていきましょう。

先ほどの表にも入っていますが、
まとめると、
ポイントは3つあります。

画像2

あ、ポイント1は・・
さきほど出た「国境」というお話ですよね。


そうです。
右下のほうに、
ポイント1がありますね。

「☝ここ見て」というところ、
注目してください。

画像3


もう少し拡大しますね。

画像4

長期線D(日足)。
下のほうにW(週足)や
M(月足)もあります。

Day、Week、Monthの頭文字ですね

そうです。
左側に占領している側の色が
ついています。


赤色ですね


つまり?


赤のUSD軍が押さえている。


その通りです。

まずは国境を押さえているのは
USDです。

明らかにUSD優勢

ここまでがポイント1。

ポイント2に行きましょう。

画像5


左側にある「☝ここ見て」に注目してください。

画像6


前週H(高値):135.5  
前週L(安値):130.4

これが、両国が戦闘を繰り広げた範囲

そして前週CL(クローズ)
134.99円は、
その戦いの結果です。

クローズとは、
翌朝5時の終値のことです。


戦いの結果、というのが
ピンと来ないのですが・・


シンプルに言うと、

USDがJPY領土に攻め込んだ、 
一番奥地、深い場所

それが前週H(高値):135.5 

JPYがUSD領土に攻め込んだ、
一番奥地、深い場所

それが前週L(安値):130.4

シンプル化した動きを、
時系列で見てみましょう。

チャートのローソク足が
どう出来上がるのか、の理解にも
役立つはずです。

画像12

① O地点からスタート

②JPY L地点まで攻め込む

③USD H地点まで攻め返す

④両者の戦いが続き

画像13

その結果


画像12

⑤C地点で決着 
赤USD軍が
領土を広げることに成功

H地点、L地点というのは・・

お気づきのようですね。

H=高値 
L=安値 
C=終値(おわりね) 

O=OPEN 始値(はじめね)です。

画像12

もし上下とか、
高値、安値が分かりにくければ、

東西の戦い

左右に分かれた、
2つの国の戦いを
思い浮かべるといいかもしれませんね

画像7

なるほど!
青軍JPYが攻め込んだ右奥=安値

赤軍USDが攻め込んだ左奥=高値
と理解したら良いということですね。


そうです。

今なら、さきほどの説明がどういうことか、理解できますよね

前週H(高値):135.5       前週L(安値):130.4
これが、両国が戦闘を繰り広げた範囲
そして前週CL(クローズ)    134.99円は、その戦いの結果です。

はい、大丈夫です。
これがポイント2ですね。


OKです。
実際の動き、
もう一度見てみましょう。

画像13


さきほどの動きと
結び付けてみると
イメージしやすくなると思います。

画像14

あのO地点、
始値がないのですが、
どこでしょうか?

いいところに気づきましたね。
トレードポイントはCL(終値)で
示しています。
週始めでなく、先週末で示しています

前週H、Lの前、
戦が始まったO地点はどこかというと

オレンジの2W前CL
これが先々週末の終値

これが前週HLの
戦闘開始地点「O」にあたります。

画像15

動きを追ってみると、
どうなっていますか??


2W前CL 133.22 で開戦

青JPY軍は前週L 130.4まで

赤USD軍は前週H135.5まで
攻め込んだ


そうです、
その戦いが決着した、C地点は・・


134.99円です。

赤USD軍の領土が広がっています!

画像15


その通りです。
動きが見えてきましたね。

オレンジ色「前々週CL(2W前)」
から見て、

赤USD軍が上に進み、
領土を拡大しました。

チャートのローソク足で言えば、
赤の陽線が出ている現象になります。


2つの国の戦いを想像すると、
ローソク足の見方が
変わってきますね


きっと面白くなると思います。

前週の動きを押さえたところで、
今週の動きに進みましょう。

画像17


ポイント3ですね


さきほどの表の上部分、

このように日々の高値、安値、
終値を記録しています。

画像18



画像19


もう少し拡大してみます。

画像20


長期線を押さえているのはUSD

前週までの動きでは、
前週H~Lまで戦闘が繰り広げられ、

結果的にUSDが勝利しました。

これに対して、今週はどうなの?

というのを押さえていくのが
ポイント3になります。


以下のように、
計5つのパターンに
分類することができます。

画像21

一番左は、持合いパターン

今週HLは動いてはいるものの、
前週HLの範囲に収まっています。

画像22


次に高値、USD優勢パターン。

前週Hを突破し、
その上で維持できたかが
ポイントです

できた→①  
できなかった→②

画像23


高値②の場合、JPYが猛反撃をしたという戦況ですね


次は安値、JPY優勢パターン

前週Lを突破し、
その下で維持できたかどうか


できた→①  
できなかった→②

安値②は
USDが猛反撃をした、ということ

画像24


突破したか?

突破をして、維持できたか?

これがポイントですね。

USD JPYは、
どのパターンに当てはまりますか?

それでいうと・・高値②ですね。

今週Hは前週Hを突破した
けど、その上は維持できなかった。

画像20
画像23


その通りです。

突破をしたけど、維持できなかった。まだ、できていないんですね。

一瞬の突破ではダメ。

維持、キープすること。

高値安値を見てきましたが、
CL終値も、大切なんですね。


3W前CL(緑)、
2W前CL(オレンジ)、
前週CL(黄色)を見てみましょう。

画像20


位置関係は
次のようになっていますね。

3W前

前週CL(=1W前)

2W前


ここから想像して欲しいのは

3W前、USDが進軍

2W前、JPYが押し返した。

前週、USDが再び進軍。


という上、下、上のシナリオです。


これが、下のように並んでいる場合(下から3,2,1) 

※前週CL=1W前

前週CL(=1W前)

2W前

3W前


2W連続で
USDが上に進軍している、

圧倒的に勝利している
ということがわかります。

二つの国の戦い、
そのトレンドです。

Week週足のローソク足なら、
連続陽線

画像29


画像28


今週、USDがさらに
上へ進軍できるか、注目ですね。


その通りです。

一度突破した前週H、
その上で維持できるか

週末までの動きに注目が必要です。

また長期線Dにも注意が必要です。

たしかに、国境である長期線付近で
戦闘していますね。
ここを押さえている側が優勢。


そうです。
JPYが占領し、維持してくると、
力関係も変わってくる
可能性があります。

ポイント1、
長期線は重要な拠点ですね。


その通りです。
いかがだったでしょうか。

何気なく
「ドルを買おう」
「あ、ポンド買おう」

と決めてきた方も、

どっちが優勢なんだろう?

と戦況を把握してから、
トレードをしてみると
視野が広がると思います。

ひとつのローソク足からも
2つの国の戦いが浮かんでくるように
なってきたのではないでしょうか?

イメージを膨らませてみると、
よりFXが面白く、
そして正確なトレードができると
思います。

USD JPY
AUD JPY
GBP JPY

3通貨ペアのトレードポイント
以下に添付していますので、
役立てていってください。

すべて記載していませんが、
このトレードポイントに加え、
何円ピッタリという節目があります。

トレードでは常に意識して
いくと良いです。


私のtwitterでも
こうした通貨力まとめ、
トレードポイント、
FX7年の中で経験したやらかし、
教訓についてお伝えしております。

あなたのフォローお待ちしております。

https://twitter.com/youhei_kiseki?s=21&t=0KV1w4en4BMdmMum8xP3Hw


今週はどのくらいの範囲で
戦闘が起きているのか

現在レートの上、下には
どのような要所があるのか

全体像をつかんだ上で、
トレードしてみてください。

FXトレードの勝利に向け、
健闘を祈ります!


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

画像30







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?