６月の半ばの週末にマルセイユ近くの小さな海沿いの村で毎年恒例になった南仏柔道合宿に参加してきた。
夫ちゃんは先生なので招待扱いなのだが、妻の私までも招待してくれて、こういうところがフランスって良いなって思う。
大抵のイベントに夫婦は同伴が当たり前で、逆に柔道関係のパーティーに私が行かなかったりすると、なぜRicka は来ないんだー！とみんなに言われるそう。

金曜の夜に出発して、TGVでマルセイユまで、それから車で向かってたどり着いたのが今回の宿泊先。エアビーで借りたお家。

プール付きなんて素敵すぎる。

しかも南仏で生まれた球技、ペタンクができる場所もある〜〜！
今回、ペタンクデビューできた。
よく公園とかでおじさんたちがペタンクをして遊んでいるのを見るけど、実際に自分でやってみると、面白さがわかった。
ペタンクハマるのわかるー。

家から見えるあの丘に登れるかなー。てか登りたいなー。と思って口に出してみたら、丘に登る有志が数人集まった。

地元のおじさん（柔道家）が僕が道知ってるよ！簡単に行けるよ。と言ってくれたのでそれを信じて軽装でみんなで出かけた。
１、２時間で行けるだろうし、道もあるらしい。
そんなおじさんの後をついて行ったら、車がビュンビュンに通る超危険な通り（歩道もない）をガンガン進んでいく。
まだまだ進むらしくて、いや、これはない。とみんなで判断して丘に続いていそうな小道に入ることにした。

途中から道らしい道は無くなり、茂みの中をかき分けて進む。
低木の木の葉っぱがトゲトゲしていて痛い。（涙）
みんな半ズボンだったので、足が傷だらけになった。
こんなに足に擦り傷&切り傷つくったのは久しぶりだ。

頑張って進んで登っていくともうすぐ頂上。途中には自生しているミントやタイムみたいなハーブも生えていた。

リアルロッククライミングをして頂上に到着。

途中は想像してたよりハードでまさかのアドベンチャーだったけど、終わってみればすごく楽しかった。
丘に登った体験は、色々あったからこそ忘れられない思い出になる。
やはり山や丘に登りたくなるのは本能みたいだ。

汗だくで帰って来たので、水着に着替えてプールに飛び込んだ。
我が家にもプールが欲しい。

翌日は海でカヤックをした。

片道１時間ほどかけて、ナショナルパークの小さなビーチまで行く。
今回は波がそれほど荒れていなくて簡単だったけど、海でのカヤックは川と違って難しい。
私1人だったら遭難しそう。
夫ちゃんがほぼうちらのカヤックのエンジンとなって頑張ってくれた。（夫ちゃんの手に豆ができてた。）
私も腕が筋肉痛になったけど、、カヤック、まじ甘くない。

海は冷たすぎてちょっと泳いだだけで、海から上がって太陽の下に寝転んだ。

もっと魚みたいに泳げるようになりたい。

南仏での柔道合宿(バカンスメイン）はあっという間に終わった。
そういえば柔道のことは書いてないけど、一応彼らはちゃんと Cassis の道場で柔道の稽古をしていました。w