前回の話はこちら

長崎のゲストハウスは居心地よくてぐっすり寝れた。
朝起きたら曇り空。
ヒッチハイクで配っていた、お花とキビcookie はもう残りわずかだ。

翌日は友人の結婚式が東京であるので、今日中には鶴見のシェアハウスの自宅に戻りたい。
ヒッチハイクは行けるところまで行こうと決めた。

長崎の町を良いヒッチハイクができる場所はないかなーと歩きまわっていたら、雨がぽつぽつと降ってきた。
がーん
1日目のトラウマがカムバック・・

優しそうなスーツ姿のメンズ2人が乗った車が停まってくれた。
わざわざ引き返してくれたみたいだ。
ありがたいー！

彼らは、本の営業で福岡から長崎に出張で来ていて、今日帰るそうだ。
福岡のパーキングエリアまで送ってくれた。

しかも途中でお仲間さんたちとも合流して、
回転ずし屋に寄ってみんなでランチ。
お寿司をご馳走になってしまった。

みなさん優しすぎた。(泣)

車内では色々話しかけてもらったりして、
私がもっと話を振るべきだったのに、睡魔に勝てず寝てしまったり・・
ちーん

優しさに甘えすぎ。(反省)

続いてパーキングエリアの駐車場で、
佐賀からデートに来ていたカップルが停まってくれた。
ありがとう！って乗り込んだら、別のヒッチハイカーも乗っててびっくり。

このカップルどんだけ心が広いんだ！
すごい。

博多まで乗せてもらう。
お礼を渡して別れた。

これで用意した花ときびcookie はぴったりお終いになった。
気持ち良い。

今回のテーマ、花とお菓子のヒッチの旅。
色々あったけど、すごく収穫が多かった。
自分の未熟な部分にたくさん気づくことができた。

もっとも、お花とお菓子の組み合わせのギフトは改善の余地があるが、
想い先行で見切り発車でやったにしては、達成感がある。
これも出会ったみんなのおかげだ。
みんな優しくて素敵だった。

ヒッチハイクの旅って、やっぱりリアル一期一会の旅だから、
楽しいと同時にちょっと切ない。
でも切ないって良いなとも思う。

そして私は博多から、必殺技のワープでビュンっと帰宅した。

新幹線って一瞬だ。
改めて文明の力に感動。

今回の旅で、たくさんの優しさに触れて、
すごく幸せな気持ちになれた。
人生は旅だとよく言うけど、
私も残りの人生で、今回の旅のように、素敵な人とたくさん出会って、たくさん楽しいことをしたい。
そして与えられる人になりたい。

だからもっと自分を磨かなきゃ。
もっとたくさん、できることを増やしたい。

がんばるぞー

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ヒッチハイクの旅の記録はここでおしまいです。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。