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ピノ・ノワールを収穫してきた~

週末にシャンパーニュ地方のある村で、シャンパン用のブドウ、ピノノワールの収穫のお手伝いに行ってきた。
まだ八月の後半なのに、すでにブドウは熟してる!

今年はアラレの被害で収穫が遅い畑もあるのだけれど、私たちがお手伝いしてきた畑は豊作でみんな良い顔してた。

私は 2 度目の Vendange だ。
Vendange ( ヴォンドーンジュ )はフランス語で、ブドウの収穫作業のことだ。朝8時半に集合して、みんなで作業にかかる。
収穫作業といっても、この畑は寄付用なので、みんなボランティアだ。だからお昼過ぎにはいつも収穫を終える。

ブドウがたくさん実ってる!

この赤いケースに収穫したブドウを入れて行き、あとはトラクターがこのケースを回収して、シャンパン工場へ持っていく。

これがブドウケース回収用のトラクター

あっという間に手がブドウの汁でベトベトになる。
ベトベトの手は熟してない緑のブドウをつぶしてその果汁で洗える。
今回学んだちょっと役立つテクニック。
熟してないから果汁に糖分が入ってないのだ。

今年のブドウは例年より小ぶりだっておじさんが言ってた。でも甘くておいしい。

ブドウ収穫、最初は楽しいのだけど、かなり重労働で、これを仕事にしてる人に頭が下がる。ブドウは下の方に実がなっているので、腰が痛くなるし、立ち上がったりしゃがんだりめちゃくちゃハードワークだ。

でも、私たちはボランティアなので、合間にはワインとパテやハムなどで乾杯するし、半日で作業も終えるのだけど、終わればシャンパンで乾杯するので、村のみんなの集いのイベントになっている。

今回の半日の作業で、およそ9600kgのピノノワールを収穫した。
昨年はその約半量の4000kgだったらしいから今年は豊作だ!
このブドウは 6€20/kg で売れるっておじちゃんが言ってた。た、高い・・・!!!

いつもは静かな村だけど、この時期は多くの人が集まる。

Vendange 期間はお祭りみたいだ。

ていうか、まだ八月後半だというのに、前回泳いだセーヌ川は氷のような冷たさで、一瞬ダイブして即避難。せっかくゴーグル持ってきたのに全然役に立たなかった。チーン。

もう秋の気配。
早すぎるー!!!!

次はいつ来れるかなぁ。

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