実は、2月22日から25日までの4日間、私の著書「知的障害者を家族に持つ不安から解放される方法」の第一巻の電子書籍版を無料開放しました。
その結果、なんと福祉カテゴリのランキング(Kindle版)で1位を獲得出来ました！

ご購入およびお読みいただいた皆様、誠にありがとうございました。
また、レビューや特典感想、大変ありがたく読ませていただきました。
少しでも皆さんのお役に立てたとのこと、本当にうれしく思います。

書籍を販売するにあたり、カテゴリランキング1位というのは、私にとってひとつの大きな目標でした。

正直、その目標達成のために強行突破することも考えました。
Kindle出版のコミュニティに入って、仲間内でダウンロードし合い暗黙のルールでレビューを書いてもらう方法もあり、ランキング1位を狙う私にとってはとても魅力的な甘い蜜でした。
副業として最短距離で進むならば、この方法でした。
ただでさえ、ショートカットをすることが大好きな私です。
子供の頃、マリオカートというゲームではショートカットを極めるために何度も練習したぐらいです。
ショートカットは正義だと考えて育ったぐらいです笑
そのため、最初はこの手法を利用しようとしました。

しかし、私の当初の目的は、本の販売よりも「私と同じような悩みを持つ人たちの力になりたい」でした。
そう考えると前述の手法では「本当に届けたい人たちに届かないのでは？」と思いました。
もちろん、本当に届けたい人じゃない人達からのレビューで溢れたとしても気持ちは良いですし、副業としては大成功へのスタートダッシュを切れると思います。
本業の前後や休憩時間に家族との時間や睡眠時間を削って原稿を書き、表紙のデザインなども全て自分で行いました。
時間という投資をしている以上、金銭という見返りは喉から出るほど欲しいものでした。
ですので、「売ってお金さえ手に入ればいいや」という考えであれば、迷う必要もありませんでした。
とても合理的な手法です。

しかし、それでは私の当初の想いに反した出版です。
そのため綺麗事だと非効率的だと言われてでも、非合理的な方法を選びました。
自分の力でゼロから情報発信を行って、本当に届けたい（必要としている）人たちへ届ける道を選択しました。

この事もあって、1位という目標達成はもちろんのこと、それ以上にレビューや感想が身に染みて凄く嬉しかったです。
私の選んだ道が正しいかは何を重視するかによって異なりますが、この道を選んでよかったと思います。

改めてこの場でお礼を申し上げます。
皆様ありがとうございました。