プロローグ|日月神示との出会いのエピソード
〇・🌙・★
2018年暮れのこと。宮崎県高千穂町のホテルで眠りについていた私は、夜中に地震で目が覚めました。大した揺れではなかったので、すぐに眠ってしまったのですが、寝落ちする直前に、眉間にポンポンポンと光の形が入ってくる夢を見ました。形は〇・🌙・★(日・月・星)のマークでした。遠のく意識の中「あ、日月神示が入ってきた」と思いながら眠りの底に落ちました。
これが私が、日月神示を感じた最初の体験です。
ちょうど旅に携帯していた、綿棒でベクトル平衡体を組み立てるトッチさんという方の本に日月神示のことが書いてあり、とても気になっていたので、日月神示を連想したのだと思います。
母を亡くしていた私は、いろいろな片付けもあり、故郷の長崎と現在の住まいの新潟を行ったり来たりしていた頃。移動の帰りは、かねてから行ってみたかった日本の各地に寄り道するのが楽しみでした。高千穂に寄った時も、実家の長崎から帰る途中の寄り途旅。
高千穂は、OL時代にフライフィッシングに興じていたことのある、なんとなく懐かしい土地でした。当時の私は神社に全く興味がなく、神話の里の歴史に触れることはありませんでしたが、年を重ねると共に興味が湧き、訪れてみたくなりました。
秋元神社へ行くことは、当日の朝に決めました。観光マップを広げると、隅っ子にポツンと載っていた秘境の神社。
車で向かうと、途中から本当に細い山道になり、想像以上に遠いところにありました。道路の最終地点は秋元神社なので、長い山道は、秋元神社に行くために道が整備されています。
ついてみるとハッとしました。社殿に、昨日、夢で見たマークがあったのです。
高千穂という磁場のなせる技だったのでしょうが、神々のお社を訪ねるということは、1人1人にとっての岩戸開きでもあるのかもしれません。
秋元神社を調べてみると、以下のように書かれていました。
御祭神は国常立命。国常立命は日月神示を下したとされる神靈です。昨夜のインスピレーションが決定的なものに感じられ、この瞬間に日月神示は私の中で、何か読まなければならない存在になりました。
家に帰るとすぐに「ひふみ神示/岡本天明著」を購入しました。
これが私と日月神示との出会いです。
ひふみ神示は、呼び方が違っても日月神示と同じものです。
日月神示は岡本天明氏が自動書記した原書であり、それらは数字と平仮名、絵文字で書かれているために一般には解読不能。
この原書を、天明氏の身近な方々が日本語の文章に訳した書物が「ひふみ神示」です。
天明氏の「ひふみ神示」は、平成時代に中矢伸一さんが一般の人にも分かるように解説されたことがきっかけとなり、世の中へ。
令和の現在は、さらに様々な方によって紐解かれています。中には、新しい方によって自動書記された日月神示の続編もあるようで、興味の種は尽きません。
日月神示がはじめての方には、中矢さんのような方の解説本を先に読むことをオススメします。
日本語の文章に訳された「ひふみ神示」であっても、かなり難解なのです。私は事前情報がなかったので、うっかり「ひふみ神示」を手にしてしまいました。
後から振り返ると、他者のフィルターがほぼゼロだったことから、自由な解釈をするようになり今にいたります。
マガジン
CONTENTS
よろしければサポートをお願いします。クリエイター活動の励みになります♡