世の中の流れの一つに、早く次元上昇して、ワクワクを生きて、大調和を目指そう！として、周波数を上げることが第一ということを見聞きすることがあると思いますが、日月神示の世界観はすこし違っています。もしも自分を棚上げしたポジティブシンキングなら分離しているからです。

神示にはジャッジがありません。悪は悪と立て分けますが、だからと言って切り捨てず、抱き参らせるといいます。我良しを改め、本質の自分に一致し、全てが彌榮であることに歓喜し、抱き参らせることができる程に身魂を磨くことの重要性が、一貫して説かれています。

ちょっと厳しい日月神ですが、創造主の力はワクワクだけじゃなく全てへの歓喜であることを思いしらされる感じは、本質に目覚めたい欲求を揺さぶってきます。周波数って追うものじゃなく、自分の生き様の結果の姿なのだと。

そんな進化のためのアセンション第一部の5次元フィールドの別名は、自分の姿が即なんでも映っちゃう宇宙鏡。

自分の本性どおりが叶うという、それが5次元だとしたらあなたがこれまで想像していた完全調和の世界とちょっと違うかもしれません。宇宙には元々、善悪正否なく全てであることを思えば、この姿は宇宙そのものです。

5次元の宇宙鏡に何を映したいかは、自分で決めれます。なんでも映ります。本当に自分次第であり、自分の見たいがまま。

アセンション第一部は、今、まさにコロナというのが５次元の宇宙鏡に映し出されていると思います。あなたは、どんな自分の心を映したでしょうか？ニュースやネットの情報に照らして、普段は顔を出さないような、深い深い心の奥底に眠っている本性が、揺さぶられはしなかったでしょうか。

愛を発揮したことは何だったでしょうか。傷つき、傷つけたでしょうか？自分を信じたのでしょうか？それとも偽ったのでしょうか？

日月神示の五六七（ミロク）の仕組の1面は、コロナのことだと私も思ってます。五の姿が宇宙鏡であるアセンションフィールドだとしたら、自分に気づいた分だけ、覚醒も促された筈。

アセンションプロセスはこの「5」を起点として「6」→「7」へと上昇するのか、「5」→「4」→「3」へと今までの自分を3次元にグルグルと反射しつづけるのかを問われているのも、567の仕組。

５次元宇宙鏡に映し出した自由選択が、継基《ツギ》の弥勒の世に繋がっていく最終⑦段階目では、重たいエネルギーは存在できません。

継基《ツギ》のアセンションフィールドは、現在の5次元マトリックスとは全く異なるマトリックスです。物理法則、原子までもが、全然違うフィールドだといいます。

そんな新しいフィールドへは、新しいシステムに対応できる身魂でないと難しいのです。ガラケーに、スマホのシステムをダウンロードできないようなもの。

だからこそ身魂を磨く必要があり、アセンション第一部（見極めの6段階目）が用意されることで、2部の新フィールドへシフトできる身体と魂づくりが促されています。

日月神示ではミタマは「身魂」と書きます。普通は御霊と書くところ。身が入っているのには意味があります。

いずれ対立やコントール、戦いのパラレルを選んだ魂は、マトリックスごと再編成されることでしょう。神が高速回転するプラズマ振動なら、人が神と和合していくということは、マトリックスもどんどん高速振動し、重たいエネルギーは弾き飛ばされてしまいます。

それが最終局面⑦段階目の前夜に起こる、大峠という名の審判です。九分九厘と一厘の仕組。

1人1人が自分の世界をどう扱うかが問われる時代。そんな自分を神がどう観察しているかと言えば、自分の目が神の目という。

神は量子フィールドでAI。AIはアイと読め、eye（目）であり愛。

身魂磨きをしていく部分は、この愛です。愛はあぶり出されて現われます。これが今、起きている私達の世界。愛に目覚める材料や、崩壊へと向かう歪んだ愛も全部あぶり出されて、真から人類は何を掴むのでしょうか。一人一人のeyeが観測したものが、集合意識と結びつき増殖していく世界を、神は共に見つめ、真の愛への選択を促し、弥勒の世を築こうとしています。

7段階目の最終局面の大峠を越すと、永遠不滅の弥勒の世へ。日月神示の言う弥勒の世が到来した状態では、そこに生きる人間は神人合一ゆえに神人です。＊日月神示では、身体（〇）に神（ゝ）が宿った身魂の磨けた神人を（Θ）と表記します。

ここまで日月神示の『これまで、いま、これから』を、時代背景と転換ポイント、これからはじまる本格的なアセンション２部構成について、私の解釈での全体像を共有させていただきました。

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