「伝えたい小説」のあらすじとかける想い
■あらすじ
彼は残す。その智恵を、勇気を、力を、残す──
彼は言う。『死』は人生の終わりではなく、真価が問われる始まりなのだと。
私はつなぐ。彼の意志を、経験を、その命を──未来の人達へ
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人の負の感情にとりつき、その感情を増殖させる『魄(はく)』
実体はなく、精神を破壊するその存在は魔と呼ぶにふさわしかった。
魄にとりつかれた者は、感情を表す言葉を食われていき次第にその身を滅ぼしていった。
対して、その魔を浄化させる力を『朧(おぼろ)』と呼び、石を媒体として朧を操る人を『字守(あざながみ)』と呼んだ。
字守によって救われる人々。
しかし、人あらざるものの力──朧を使うことの代償は、同じく感情であった。
字守と魄。
相対する二つの力が、今ぶつかる──
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男女の成長物語を恋愛ファンタジーで綴ります。
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■かける想い
私の人生の目的は、一人でも多くの人が「いい人生だった」と幕を閉じられるように、楽しい世の中にしたいということです。
そのために伝えたいことがあります。それが『生き方』です。
「今の自分があるのは、過去、楽しかったこともつらかったことも経験して乗り越えてきたからこそあるんだよ」
ってことと、
「未来の自分にできることは、壁にぶち当たろうがツラい状況にあろうが、今を精いっぱい楽しんで、色んなことをして、一生懸命に生きろ」
ってことです。
シンプルにこれだけ。
それを『小説』という手段を使って、楽しく、ワクワクしたり悲しんだり、感動的に面白く伝えたいんですね。
やりたいこともシンプルにこれだけです。
『言葉』によって、人は感情や感覚を知ることができます。
『言葉』によって、人は考えることができます。
『言葉』によって人を傷つけることもあれば、救われることもあります。
私、橘右近は、その『言葉』を使って小説や演技(声)で生きるために大切なことを表現したい。
そして、世の中は「愛や正義が勝つ」と思っていません。
力の強い方が勝つ。
だから私は、自分の持っている『愛の力』を強くして、生きるのが楽しい世の中にしたいと考えています。
本来、人間は『愛情の器』であると思っています。
色んな形があって、色んな大きさがある。
それ自体にも影響力をもちますが、最も大事なことは
どれだけ器に愛を入れ、おしみなく出せるかです。
例えマグカップサイズの器だとしても、
そこに毎日溢れんばかりの愛情を注ぎ、自分以外の人物に渡せていたとしたらとでも素敵なことですよね?
反対に、小学校のプールサイズの器だとしても、
そこに毎日一滴しか入れることができなかったら、人に渡せるどころかいつも渇いている状態になってしまいます。
なので、愛情の出し入れがうまくできることの方が、ずっと大事なんです。
この小説は、その愛情の受け取り方や渡し方を、人とのつながりでお伝えしていきます。
人は完璧ではありません。
自分に足りないものを補い合うために人を求め、出会います。
その中で誰かを、何かを愛し、必ず別れる。
もちろん、私にも足りないものがたくさんあります。
でも私は、それが何であるかを知っています。
知っていれば、少しずつでも補うことができますよね。
私に特に足りないものは「甘える」です。
今でこそ適度に人に甘えたり、甘ったれたことをぬかしたりもしますが、まだまだ自分に厳しく、甘えないことで人を傷つけていたりもしました。
では、なぜ知ることが出来たのか?
それが、自分を知るために書いたこの小説なんです。
最初は本当にただ自分を知るために書きました。
「私ってどんな奴だっけ?」「何で生きてるんだっけ?」と考えてしまうほどに心が渇いてしまい、このままでは死んでしまうと思ったからです。
当時の私はそのまま死ぬのはどうしても悔しかったので、親友に助けを求め、読んでもらうことで気付かなかった人の温かさを知り、自分に足りないものも知ることができました。
人のつながりって本当に大事。
書いている内に、どんどんと助けてもらった人達の存在も伝えていきたいと思うようになり、その親友も含め、私の大好きな人達を登場させています。
この辺りの詳しくは、小説のヒロイン「玖堂有羽(くどう ゆば)」を通じてお見せしていきます。
物語をざっくりと説明すると、
人の感情を喰らう魔物を、対抗できる力で打ち勝っていくという恋愛ファンタジーが舞台となっております。
魔物を倒すために『朧(おぼろ)』と呼ばれる力が必要で、その力を操る人のことを『字守(あざながみ)』といいます。
しかし、字守は力を使うごとに、自分の中の感情が削られていきます。
それをどう支え合い、補っていくのか?どうやって魔物を倒すのか?
玖堂有羽は、そんな字守の1人です。
人は、必ず支え合って生きています。
そして、必ず1人1人が生きる意味を作ることができます。
私は、この作品を書くことで自分と人の温かさを知りました。
あなたは、この作品を読んで何を感じとってくれるのか?
少しでも楽しんで頂けるのなら幸いです。
では、長くなりましたが、この作品のタイトルにもある『愛』についての詩を贈ってから、本編をお見せしたいと思います。
気付いてくれて ありがとう
迷ってくれて ありがとう
好きになってくれて ありがとう
生きてくれて ありがとう
いびつだけど許してね
見えないけど信じてね
私達がそれぞれもってる「愛のかたち」
それでは、続きをどうぞご覧ください。
サポートありがとうございます!頑張った証として、素直に甘んじます(*'ω'*) あなたの応援を一つの糧に、より心動かすストーリーを書き続けます!!ひゃっほい!わっほい!嬉すぅいいいいっ!!精神年齢8歳くらいだな私は、うん。