見出し画像

堀内たかおの府議会ウォッチ 06「素人の手づくり選挙」

 選挙を手伝ってもらった方から、写真館で撮影したスーツでの写真にダメ出しをされ、撮り直し作業です。代議士みたいなことはやめる、という方針で、庶民、カジュアル路線で、ピンクのポロシャツと白のパーカーを購入。その足でポスター写真撮影のために、近所の公園に向かいました。満開だった桜をバックにするということで、公園で子どもたちが遊ぶシーソーやブランコを構図に入れて、撮影しました。この写真1つをすべてのツールに使いまわしました。

 「カジノはいらん、堀内たかお!!」、「堀内、ほりうち、ほりうちたかおを よろしくお願いします」という街宣用のアナウンスは、特徴があって、あれを聞いた人からは、耳にずっと残るようになったと言われました。選挙運動後は、写真撮影をした公園に街宣で行くと、子どもたちが駆け寄ってきて、「カジノはいらん、堀内たかお」やと言うてくれました。カジノ反対のワン・イッシューで、「カジノはいらん」のワンフレーズというのも効果的だったのかもしれません。

 自分で街頭宣伝をするまで、政治家がどういうことを話しているのかというのは関心もなく、よく知りませんでした。自分の思いを伝えたいという1点でした。だから、コロナで亡くなった母親のことも出てくるし、近所の話など、いろんなことの中で、やっぱりカジノって必要ないよね、ということを伝えたかった。

 4月1日の第一声は、徹夜明けでした。事務所看板や街宣車も数人で手作り。それをいっしょにやって徹夜明けで迎えました。当日、掲示板の番号が1番というのをポスター貼りのメンバー8人か9人くらいが一斉に貼りに行きました。経験者でない人は、講習も受けてました。土地勘のない人は、前日かに自分の担当箇所を事前に回って、確認したりもしていました。相手陣営よりも先に貼るというのは励みになるんですよね。
 こうして迎えた選挙戦、その後雨天時の街宣の場所どりなど、いろいろな展開はまた次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?