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U20と3ページ構成のパラダイム

U20

 僕は、アンダートゥエンティ(U20)という活動をやっています。通常20歳以下を言いますが、私は、昭和20年以前生まれをU20と名付けています。さて、このU20というネーミングへの想いは、昭和20年以前生まれと20歳以下の世代が、何らかの形で交流していくことが重要だと考え、U20としています。

今夏、感じたこと

 今夏、思いふけっている中で、明治維新以降の時代を3つのページで捉えたいと思うようになりました。現在78歳なのですが、僕が生まれた1945年から78年前は明治維新の頃で、2023年の次の78年は2100年です。78年というスケールでみたときに、1ページ目が明治維新から昭和20年の敗戦まで、2ページ目が昭和20年から現在まで、3ページ目が現在から2100年までという3ページ構成で捉えなおせないかと考えています。
 現在、僕自身はこの2ページ目の最終章にいるのですが、その総括がまだできていないと感じています。きちんと2ページ目を総括しておくこと、3ページ目で暮らしていく人々にきちんと伝えておかねばならないことがあると思うようになりました。

戦争、自然破壊、そして。

 1ページ目、明治維新から敗戦までは、大小20回も戦争をやっている戦争の時代だったわけですが、最後に敗戦で終わった。2ページ目は、一度も戦争をしていません。しかし、です。岡山の真庭、僕の故郷であれだけ豊富だった川魚がほとんどいなくなり、自然環境は激変しました。2ページ目は、戦争こそしなかったものの、大量の動植物の殺戮と環境破壊を積み上げたページだと思っています。戦争こそ起こさなかったけれども、平和が守られてきたとは言えない側面がある、この長期的な地球的破壊は、長期的だからこそ、ほとんどの人々が気づかない間に深く進行してしまった。
 それらの点について、U20の世代は、次世代に伝えていかねばならないと思っています。

小さな個人からのスタートラインOLA革命

 2ページ目は、資本による成長という名の、強奪略奪のページだったかもしれません。その延長線上に3ページ目はありません。このパラダイムシフトをしていくためには、もう少し小さな単位、小さな地域、小さなグループ、家族、そして僕たち一人ひとりの個人が、どうすべきかということを考えられるようにしていく必要があると考えています。そして、それがOLA革命なんです。
このパラダイムシフトのために、UCOや様々な社会活動に少しでも協力していこうとしています。また次の企画でお会いしましょう。

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