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堀内たかおの府議会ウォッチ 09「少数意見を排除する議会運営」


野々上愛府会議員をお招きして①

大阪府議会はこの春の選挙までは、ほとんど雲の上の存在。
しかし無投票で議員が決められてしまう現実を突き付けられ、「そんなの民主主義違う」と思うのと、立候補を決断するのは1日もかからなかった。
1市民にとって大阪市議会よりもっと遠い存在の府議会で、野党でずっと活躍されている野々上愛議員のお話をお聞きできる貴重な機会を頂きました。
お会いした第一印象は、明るくて偉そうな感じはなく前向きで、エネルギッシュというオーラが出ている、きっと周りの人が応援したくなる、そんな雰囲気をお持ちの方でした。
高槻市議を4期、府議を2期という選挙だけでも6回も勝ち続けている、21年の経験を持つ野々上さんに、この春71歳で選挙デビューしたこの堀内として何を聞くべきなのか、迷いながらお話しをお聞きしました。
1日目は、今の府議会の定数削減で9議席が減り、無所属議員が消滅したこと。
直接の自治体でない都道府県議会は中2階と表現されるほど、分かりにくい議会であること。(ちなみに元明石市長の泉さんは、都道府県不要論者です)
79議席中55が維新で70%という独占状態の中で、5人以上で初めて会派が成立し、議会での発言が可能になる、つまり発言すら出来ない少数政党という現状の悲惨さに、今更ながら民主主義の危機を覚えたお話でした。

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