お金が無くてできないことは、お金があってもできない

よく「お金があればできるけど、今はカツカツだから余裕なくて」という声を耳にします。

そういう人に「百万円あげるよ!やってみ!」という状況が訪れたとき、どうなるでしょうか。

なんか期待できなそうですよね。
僕も自分がそう言っていたとしたら、テンパると思います。

なので僕は常々、「そんなことになったらいいなー」と思う反面、「そうなった瞬間に爆発的な効果を出せるようにしておこう」と心がけています。


そもそも、クリエイティブな領域でお金が無ければできないことなど、ほぼあり得ません。

お金が無ければ人頼りで何とかなります。

画材も楽器も譲ってもらえるし、歌なんて人間は生まれた瞬間から歌えます。

あとは最低限のお小遣いかバイトで、PCを使える環境(満喫とかコワーキングスペースとか)に1日2時間ずつでも通ったり、

親や友達のところへ行って漫画やゲームの時間を制作に費やせば制作物もできます。

ボイスメモや無料アプリでも音楽は作れますしね。

なので、創作に関して、お金が無ければできないことは無いのです。


そういう努力をして、「お金が無くてもここまでできる」ことが明確で、「あといくらあれば」「あとこれがあれば」が明確だからこそ、人はお金や機会を与える気になるのです。

お金があればできる状況になった時、周りを見渡せば、そんな条件の人達だらけ。

そんな時に勝ち残るために、「お金が無くてもできること」は大切です。

「付加価値」として評価されるし、継続性を求められる際には信用の根拠にもなります。


大切なのは「何を」「なぜ」やりたいか。

絶対にやりたくてやっているものでなければ、いざという時に困ってしまいます。

仮説でもよくて、随時アップデートする前提でいいです。

そのビジョンに共感する人の層も不思議なもので呼応します。

「100人のためになることをやる人」と「1万人のためになることをやる人」それぞれにつく支持層は違います。

異なる層の人から、時には批判や否定も受けることもあるので、自分が迷わないためにも、明確にしておくといいと思います。


自分の才能を表現し、人の心を動かし、何のためになるかを発信していく。

そこに価値があるなら、お金が発生します。

お金があって開花する才能もあると思いますが、その環境に身を置くこともまた自分の努力(たまに運)です。


ただし、商売となるとまた別の話です。

お金のことが気になりはじめたら、世の中のビジネスモデルを幅広く勉強した方が、余計な迷いが無くなります。


実現性、継続性、収益性。

そのいずれも、「お金が無くてもやりたい」「やれる」があるからこそ付いてくるものだと思います。

その辺が伴うのはもちろん、時間がかかります。
忍耐、葛藤、挑戦の連続です。

作品も粗悪品はダメ。
ごまかしは通じません。

お金があっても、こういったプロセスが抜け落ちたものは、一瞬で消費され、消えていき、もう自力で盛り返すことはできません。

お金が欲しいだけならバイトしよう。
恥ずかしいことじゃない。

そして、お金が無くてもできることを、1つずつやっていきましょう。

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