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弾き語りは電波(?)に乗って

亞由子さん主催さとやまの次、ウクレレキャンプです。

このイベントは、初めてのネットのイベントに自分から積極的に参加した、これも僕のウクレレライフのもう一つの記念碑となるイベントです。
主宰者は皆さんご存じウクレレイベント仕掛け人界の雄、Gakuさんです。
Gakuさんの元、世界中のウクレレプレイヤーが集い、焚火を囲みながら自由に飲み、弾き、歌を楽しむウクレレ界の一大フェスです。
大げさに言えば、いや、言わなくとも。

さとやまでは終始和やかな雰囲気の中、一人緊張しまくりで、弾いた4曲すべて出だしから失敗するという完ぺきな演出をこなした僕。
アガリ症なので判ってはいましたが。

だがしかし!だがしかし!です。
今度のウクレレキャンプは人の視線は感じません。
自分の部屋から参加できます。
これはもう大勝利の予感しかありません。大勝利以外ないはず。

几帳面で神経質で完璧主義といわれるA型の僕はさらに念には念を入れました。

当日は命日の近い友人の墓参りに行き、墓前でウクレレの弾き語りをして読経、じゃなくて度胸を付ける練習をしてきました。

おまけに小岩のなじみの店で一杯ひっかけ、いい調子を出しつつウクレレキャンプに臨みました。
戦いとは、いつも二手三手先を考えて行うものです。


パチパチと木のはぜる焚火の音。Gakuさんのンフフってこぼれる笑みから始まるウクレレキャンプ

自分は、どのタイミングで歌おうかな?みんなはどんな曲かな?被らないかな?あ、声可愛いな?なんて思いながら機を見ていたんです。

するとよもやよもやなことに。
酔いがね。
アルコールドーピングがね。
待ってる間に醒めてきちゃったんですよ。
ウクレレが弾けなくなるといけないので、少ししか飲んで来なかった事が原因です。
どうしよう。どうするんだうだレレ。やれるのか?酒の力を借りずに?

スタエフの配信者側にはGAKUさんをはじめ、パリピでキラキラした皆様(にしか見えない・聞こえない)。
そんなとこに上がってモソモソとしゃべる僕。それが電波?に乗って何処へでも配信される。
想像しただけで手が震えます。


それでも!それでもっ!
僕はウクレレを手にした時に決めたんです。
『楽しむことにはフットワークを軽く、ハードルは低く』って。
ハードルは自分が勝手に上げてるだけです。
ウクレレキャンプは楽しむ場。
ええぃ。儘よ。
缶チューハイは封印し、次歌いますの送信。


やっぱり緊張して、だいぶテンポの速い演奏になっちゃいましたけど。
でもね、楽しかったです。自分の手で生み出した伴奏に自分の声を合わせたものが場所や、場合によっては時間まで超えて誰かのところに届く。これまでにない経験。自己顕示欲の高い引っ込み思案という厄介なキャラクターの僕ではなかなかできなかったこと。
やってみてよかった。しみじみそう思いました。
さすがに弾き語りしてる最中は全くそんなこと感じる余裕はなかったけど。
演奏した後、Gakuさん、yamatoさんたちがかけてくれた言葉。
演奏中に皆さんが飛ばしてくれた演奏曲にちなんだ桜のアイコン。
演奏後にうひゃー!楽しいことやったんだなぁと噛み締めました。

そして封印が解かれる缶チューハイ。
あぁ、父さん、母さん、ごめん。俺はいくよ。


そのあとも続く皆さんの演奏。きっとみんな楽しんでるな。噛み締めてるんだろうな。
なんて思いながらあっという間の終演時間。

本当に亞由子さんのさとやま然り、GAKUさんのウクレレキャンプ然り。自分の中にいろいろと刻み込まれるイベントでした。

大勝利だった?
完全なる大勝利でしょう。楽しかったんですから。


実際に会ってお話ができたさとやま、インフォメーションテクノロジーで遠い距離の人とつながることができたウクレレキャンプやtwitter。それらの場を通じて知り合えたゆ~たろパパさんや竜馬さんとのKIWAYA詣と南千住Night。
笑顔でトークを心がけたまどかさんのオープンマイク。
そうそう、まどかさん主催のオープンマイクはホントの意味で初めてのオープンマイクでした。
このイベントもいつか書き残しておきたいな。
どれをとってもウクレレを手にしていなかった僕には経験できなかったことばかり。


楽しいなぁ。ウクレレ。いつまで弾けるかな?いつまで歌えるかな?



将来、膝に乗ったひ孫に言うんです。

『わしぁのぉ、あのウクレレキャンプの第1回、出とったんじゃよ』



第1部 完


ご愛読ありがとうございました。うだレレ先生の次回作にご期待ください。

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