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イベントは地域を活性化させるのか

毎週火曜日は定例ミーティングの日!今週もいつも通りたくさん話しました!

早いもので4月になり、第4回のうだつのあがる古本市まであと2ヶ月!今回は、"つくるを日常にする"をコンセプトに、2月から"紙もの発行所"を中心として様々な企画を打ち出してきました。これまではどちらかというと、古本市の近くになったら集中的に打ち合わせをするスタイルだったのですが、4回目からは定例で毎週しているので、古本市に繋がる何かしかについてずっと考えているのが日常になりました。

私たちの軸にずっとあるのは、"生活が楽しくなること”です。私たちは、「徳島に本のイベントあったらもっと楽しいのにな〜」というところからうだつのあがる古本市を始めました。その根底にあるのは、目の前の暮らしがもっともっと面白くなってほしいという願いと、面白くしてくれる”誰か”が現れてくれるのを待つのではなく、今ここにいる自分たちが面白くするという覚悟。

生活は、ずっとここにあります。意識しなくても、ずっとずっとここにあります。生活を楽しくするためには、今目の前にあることをどう面白くするか、どう面白がるかが大事なのだと思います。

こんなことをいうと、イベントを開催する身としては矛盾もあるのですが、面白い暮らしは、イベントで形作られるものではないと思っています。極端な話をしますが、例えば、徳島に大きなテーマーパークができたとしても、生活が楽しくなるのかと言われたらきっとそうではない。暮らしが面白いというのは、もっとささやかで個人的な営みの集合体なのではないかなと、最近思うようになりました。

例えば、今日明日の中で大掛かりじゃなくても楽しみな時間がある。自分の世界に没頭できる。新しい発見がある。そんな時間の積み重ねは、「今週面白かったな」と思いながら眠る夜に導いてくれるのではないかと思います。

例えば、古本市に向けて作りたいものがあれば、毎日少しずつ作る、そんな日々はきっと豊かで楽しいはず。現に、私たちはとても楽しんでいる。そして、それを皆さんと共有しながら進めていくことはきっと日常を満たしてくれるのだと、そう思って「紙もの発行所」を始めました。

古本市は、1日だけのいわば特別な日。ハレの日や、一つのゴール、お祭りがあることで、ケの日々の美しさが際立ちます。ここで生まれたもの、出会ったことが種となり、日常で花開きます。私たちは古本市を企画することそのものが日常ですが、来てくださる、応援してくださる皆さんにとっても古本市の存在がもっと日常に溶け込んでいけるようになればいいなと思っています。

第4回は、そんな「日常」や「作ること」によりフォーカスを当てた回です。ワンデイブックストアを中心に、「紙もの産直市」をはじめとする、産地直送の紙ものをお届けする予定です!

引き続き、よろしくお願いします!もう間も無く、出店者さんの募集も開催いたします!

文:たかぎ

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