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kintoneで現在日時を一発で入力するショートカットキーを追加するカスタマイズを作成しました

kintoneの日時フィールドなどで、Excelのように [Ctrl] + [;] で現在の日時を入力するカスタマイズを作成しました。

作成したカスタマイズ用JavaScriptファイルは販売しているので、kintoneのスタンダードコースをご利用の場合、購入後、アプリに適用することですぐにお使いいただけます。

作成の背景

kintoneで様々な記録をする上で、入力時の日付や時刻を入力する機会は意外と多いかと思います。

新規登録であれば、kintoneの標準機能として、各フィールドの設定画面内にある「レコード登録時の日付を初期値にする」にチェックを入れるだけで、レコード登録時の日付があらかじめ入力されている状態にすることは出来ます。

ただ、レコードの更新を行う時や、レコードを複製して新規登録する時などは、手動で現在日時を入力する必要があります。

しかも、kintoneで時間を入力するフィールドは、ちょっと癖があるので、慣れるまではキーボードだけで操作しづらいと感じる方も多いと思います。

そこで、Excelなどのように、ショートカットキーで現在日時を入力できるようにしたいと思い、このカスタマイズを作成しました。

対象のフィールド

日付や時間を入力する、以下のフィールドに対応しています。

  • 日時フィールド

  • 日付フィールド

  • 時刻フィールド

仕組み

対象のフィールドがアクティブになっている間だけ、[Ctrl] + [;] で現在の日時が、各フィールドに合わせた形式で自動入力されます。


キーボードショートカットで、一瞬で日付を入力できる

なお、タイムゾーンは日本標準時(UTC +09:00)で固定となっています。また、DOM操作を含むため、kintone側のアップデートによって利用できなくなる可能性があります。

JavaScriptでキーボードショートカットを実装した処理の技術的な仕組みについては、以下のブログ記事にまとめていますので、興味がありましたらご覧ください。

ブラウザによってキーのコードが異なることがある|無趣味の戯言

想定される利用例

対象となる3フィールドを利用しているアプリであれば、幅広く利用いただけるカスタマイズだと思います。

特に、レコードを更新して日付や時刻を追記していくスタイルのアプリであれば、入力が効率化できる可能性が高いと思います。

こちら から購入して利用される場合、1度の購入につき、1つのサブドメイン環境内であれば、利用するアプリ数に制限はありませんので、対象のフィールドを利用しているアプリに幅広く適用していただければ幸いです。

udcstoreの紹介

宣伝チックになってしまいますが、 udcstore では、今回紹介したカスタマイズ以外にも、業務に使えるkintoneアプリやカスタマイズを販売しています。

また、アイディアボックス にアアイディアを投稿することで、希望のkintoneアプリやカスタマイズが udcstore で販売されるかも知れません。
※制作・販売をお約束するものではありません...

もしよければ、udcstoreアイディアボックス も覗いてみていただけるとうれしいです。

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