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ゲームUI/UXデザインのお仕事

はじめに

ゲームのUI/UXデザイン職は他職に比べてやりたい人が少なく、全貌がよく分からない人も多いと思う。

私は知らない人に説明する時、いまだに「体力ゲージやメニューを作るお仕事だよ!」と言ってしまうのだけど、この仕事が面白いのはそこに至る過程

そこで、ゲームのUI/UXデザインの仕事を、制作フローの紹介を通してふんわり知ってもらい、興味をもってもらえるきっかけになればと思う。


内容

二本立てで紹介するよ。

1. どんな意思でやるのか
2. 何をやる仕事なのか


ゲームUI/UXデザインの定義はこうだ!
という話はどこかに参考書があるので読んで欲しい。ここではCGデザイン系を主軸に、個人的な肌感覚を紹介するよ。

同じ職種名でも会社によって求める領域が全然違うから注意してね。


ゲームUI/UXデザインのフロー


1. どんな意思でやるのか

マインドはUI/UXデザインの仕事をして成長する上で切り離せない、最も大切な要素。What → Howで語られることが多いのだけど、Why →  How → Whatで語れると、ワンランク上のデザインができるよ!

図は私のマインドなので、みんなに合うマインドを探してみてね。


2. 何をやる仕事なのか

・ゲームの面白さを適切な形で体験できるように設計するお仕事
これがUI/UXデザインの醍醐味。私的には一番おいしいところ。ユーザーさんが体験する「ユーザー導線」と、企画者が考える「”面白さ”の導線」を導き出して、一致させるお仕事だよ。

分かりやすいんだけど面白くないなぁってゲームは、面白さを伝える事を忘れているのかも知れないね。


・具体的には何をしているの?
「UIデザイン」と呼んでいた頃とやってる事は同じで、「UX(ユーザー体験) を考えてUI(主にGUI)をデザインするお仕事」というのが実態に近いと思う。作画のみのお仕事と区別するために、UXという言葉を選んでいる感があるよ。

と言ってもよく分からないと思うので、具体例をあげておく。

例:体力ゲージを作る場合のUI/UXデザイン
渡されたUI仕様通りに「分かり易くて見た目も良い体力ゲージ」のビジュアルを追求するだけではなく、「本当にゲージで伝える事が適切なのか」から考えて、ゲーム体験に最適な体力の伝え方を提案できる。


・守備範囲

図で言うと、「ゲームの遊びの核」と「組み込み」以外すべて。ゲームシステム仕様まで作れるチャンスはなかなか無いとは思うけど、ここを経験すると素養が高くなる。

UI仕様もプランナーさんに分業されるケースが多いので、他人任せにしているとうまく回らないという図でもある。積極的に関わっていく事で、UIの質を上げる事ができるよ。

加えて、ゲームに触れる前からその魅力を潜在ユーザーさんに届ける、広告関連もカバー。

ここまで考えてデザインすると、遊びを存分に楽しめるゲームが出来上がっていると思う。

私は更にその先、UI/UXデザインを通してゲームの価値を引き上げることを、この先10年くらいの目標にしているよ。


あとがき

私は、雰囲気や遊びが面白そう!って理由でゲームを選ぶことが多いのだけど、遊んだ瞬間、分かりにくかったり、反応が気持ち良くなかったりでガッカリすることも多い。

そんな時、もったいないなぁと思う。
雰囲気や遊びの魅力を、ただ伝えられていないだけなのだから。

その魅力を最大化させるお仕事、素敵だと思いません?

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ありがとうございます! よいデザインライフを!
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UDESI

ゲームUXデザイナー。趣味でUXやUIデザインを提案するところ。夢のあるデザイン提案がしたい。感動できるUIに多く出会いたい。そして世の中のUIが少しでも面白い方向へ前進してほしい。微力ながらもその力になればと思います。不定期更新。 Twitter:@udesi6

仕事について:ゲームUI/UXデザイン

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