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プロセスを楽しむことが成長に繋がる

※ヘッダー画像は以前訪れた際に撮影したパリの凱旋門。

以前のnoteにも書いた通り、私はここ数年、日本人参加者が少なそうな海外のトレイルランニングレースに参加しています。

今年9月に参加するのはスイス国内で開催されるSwissPeaks Trailというレース。

日本国内だけでなく、海外のレースに参加する原動力になっているのは「知らない世界を見てみたい」という好奇心です。

「何か新しいことにチャレンジしよう」という気力も、意識をしなければ徐々に薄れていきますよね。

人間は行動心理学上では、変化を嫌う生き物です。そして、その傾向は年齢を重ねれば重ねる程、強くなります。

なので、「意識的に」自身のコンフォートゾーンの外に出る習慣を作っていく必要があるわけです。

そうじゃないと、徐々に(知らず識らずのうちに)考え方や行動が保守的になっていきます。

無難な人生を送っていても、面白くないよね・・・というのが私の価値観です。

私の場合は「知らない世界を見てみたい」というモチベーションの源泉がコンフォートゾーンの外に出ることにも繋がっています。

レースを完走することは1つの目的ではありますが、実はレースを完走するだけでは自分の中の世界はあまり広がりません。

なぜなら、レースを完走するという経験は日本国内でも可能だからです。

別に「海外レースだから凄い!」というわけではありませんし。

大事なのは、レースの結果よりも、結果を得るまでのプロセスだと考えています。

国内のレースでは、あまりストレスなくレースに集中できる環境が揃っています。

日本語で全ての意思疎通ができる環境は、もの凄く恵まれているわけです。

ただ、海外となると、そういうわけにもいきません。

レースに限った話ではありませんが、日本の「当たり前」が通用しないからです。

なので、レースに参加するまでの事前準備が、もの凄く重要になります。

・受付会場までどういう手段で行こうか?
・パリで一泊するならどこに泊まろうか?ホテルにするか、ゲストハウスにするか、エアビー使うか?それぞれの相場感は?
・リヨン駅からジュネーブ経由で行く方がいいのか?ローザンヌ経由の方がいいのか?
・レース前日はどこに泊まろうか?

などなど。

加えて、レースに関する情報を得る必要もありますし、完走のための戦略を立てなければなりません。

ですが、これらを調べていくうちに、今まで知らなかったこと、意識してこなかったことが少しずつ理解できるようになります。

そして何より、新しい経験・体験ができます。

自分が知らない世界に足を踏み入れようとする時は不安も大きいですし、最初は情報集に、もの凄く時間がかかるかもしれません。

ですが、そういったものの積み重ねが知恵となり、より良い人生を送ることに繋がるのではないかと考えています。

いただいたサポートは、専門知識への投資や、海外での新たなチャレンジに使わせていただきます。