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今日の俺の髪型は、阿良々木くんみたいでなんだか素敵だ。

朝、歯を磨こうと洗面台に向かった。
歯磨き粉とブラシを手に持ち、ふと鏡を見ると、俺の髪の頂点が阿良々木くん並に跳ねていた。
なんだろ、いわゆるアホ毛の部分?がめちゃくちゃ立っていた。勃起していた。
すげぇ、朝勃ちだわこれ。
フェミニストがこれ見ると、男性器のメタファーだ!って騒ぎ立てるんじゃねぇ?ってくらいの立派なアホ毛だわ。

というか、アホ毛ってこんな重力を無視したような形になんの?
上昇志向とかって形に表すと、こんな感じなんだろうな。きっとそう。

ね、アホ毛いいね、阿良々木くんみたいでかっこいいじゃん。
阿良々木くんみたいでかっこいいじゃん俺。
これで俺が鏡に映ってなかったら、続終物語の阿良々木くんだったんだけど、俺は吸血鬼じゃないから仕方ないね。
朝起きただけで阿良々木くんに成れるなら、めちゃくちゃ得じゃんね。
これからはちゃんと朝起きよう。

アホ毛が感情でうねうね〜って動く事はないけど、歩くとふわふわって左右に揺れたりするのはカワイイ。
阿良々木くんのかっこよさと、毛がふわふわしてる可愛さが同居していて、これまた趣があるね。

やっぱ阿良々木くんとかアニメ越しで観ると、漠然と主人公だな〜って感じだけど、本人前にすると「うお、かっこよ…」ってなんだろうな。
しかもアホ毛も超動くし。

まぁでも、阿良々木くんは朝起きて、アホ毛があるだけでnote書かないだろうな。
俺は所詮…阿良々木くんに成れない偽物って訳か。

「偽物のほうが圧倒的に価値がある。そこに本物になろうという意思があるだけ、偽物のほうが本物よりも本物だ。」

ありがとう、貝木。


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